イタリア旅行記。の前に。
みなさま、あけましておめでとうございます!(遅
いかがお過ごしでしょうか。
夢のように充実していた冬休みが明けて、
課題を1つ終え少し落ち着いたので、ようやく!!!
満を持して、イタリア旅行記を書いていこうと思います!
本当に、自分の人生の中でも、これほど忘れたくない時間はない!
というぐらい、大切な、重要な時間でした。
なのでどれだけ時間がかかっても、丁寧に、しつこいくらい細かく
書き留めていきたいと思っております。
ただ!始めに言っておきます。
これ、殆ど、研修旅行です。もちろん、建築の。
「あ〜、建築か。そんな興味ないんだよな別に。」
と思ったそこのアナタ。
おいちょっと待ってくれ!!!!!まだ閉じるな!ページを!(うるさい
そう、旅行記を書き始める前に、正々堂々(?)プレゼンしておきたいことがある。
建築に興味を持てば、海外旅行は5億倍楽しい
はいこれです。私が全力でプレゼンしたいこと。
5億は言い過ぎやろ。ただのタマフルリスナーか。とか言わないで。(誰も言わんか)
いやまじで。5億は過言じゃないです、あながち。
海外行っても自撮り棒でセルフィーばっか撮ってるアナタ。
5分でいいから、携帯しまって、肉眼で周りをよく見てみて欲しい。
あなたのテンションを上げた美しい景色、それを作っているのは何ですか。
そう!それが!建築!です!(そろそろ鬱陶しいですか。笑)
それを一つ一つ、じっくり見てみると、
「イタリア行った!まじやばかった〜!」みたいな
そうゆうざっくりな感動じゃなくって、
もっと深みのある、「一生ものの感動」に気づけるはずなんです。
今回、全12日間の旅程のうち、
直前のアクシデントとはいえ5日間を1人で過ごした私ですが、
一人で旅をしていると、当然ですが喋る相手がいないので、
周りの景色や人の会話がより頭に入ってくるんですよね。
例えばフィレンツェの大聖堂を訪れた時には、
私の少し前に並んでいた日本人の夫婦(人気の観光スポットなので事前にチケットを買っても入るまでに長蛇の列がある)が
入るまでに延々と全く取り留めのない話をしていて、まあ別にいいんですが、
フィレンツェの大聖堂はそれはもう言葉も出ないくらい美しいファサード(=建物の正面のこと)なんですね。
「全然見らんのやな、、、」とぼんやり思いつつ、いざ中に入った時。
その夫婦が結構でかめの声で。
「うわっ天井高!」
・・・・・いやまあ確かに高いけどね。高いし、その圧倒的な高さは重要なポイントであるのも確かなんですけどね。
それにしたって、感想それだけかい!なんかもう薄い!!!そして浅い!!!!!笑
この人たちは一体何しにわざわざ並んでまでここに来たんだろう・・・と思ったのでした。
なによりもったいないよ。あの美しさをもっとじっくり味わえないなんて。
ただ、そのカップルが特別なわけじゃなくて、
むしろ結構普通の感覚なんだろうと思うんです。
よくよく考えてみれば、世界各地にある観光スポットとか世界遺産って、
ほとんどが歴史的建造物だったり教会だったりする。
ガイドブックに載っているからみんな行ってはみるものの、
「どこを見ていいのかよくわからない」というのが本音なのでは、なんて思ったり。
(というかそもそも大概のガイドブックって情報が浅いんだよなあ、という不満も前々からある。)
別に私が建築学生だからってエキスパートなわけではないし、
(というかむしろ授業で学んだことなんてほぼ無いに等しい。笑)
あくまで自分の興味、趣味での視点にはなりますが
誰でも「もっとよく見ればもっと素晴らしい」ということを
少しでも伝えられれば、という気持ちで書いていきたいと思ってます。
次に海外に行く機会があった時なんかに、
ふと思い出してもらえたりしたら嬉しいです。
そんなこんなで、旅行記を書き始める前に、
ヨーロッパ建築史についてまとめていきたいと思っております。
よろしくどうぞ〜!