Choose your life, choose your future.

クソガールが綴るグラスゴー建築留学記。

フランス旅行記 2018 その①

こんばんは。みなさまお元気ですか。

スコットランドはもうすっかり秋、、、、というか冬!寒い!秋どこいった。

早くもヒートテックが手放せません。最高気温12度ぐらいです。

流石The northは違う、、、。

 

ほぼ凍結していたこちらのブログでは時が止まっていますが

私は無事(去年はほんとギリギリで笑)進級しまして

学部3年生になりました。(日本でいう大学4年、最後の年です)

去年1年を総括するとまじで「闇」でした笑

これが俗にいうスランプか、、、と思いました、本当何やってもどこにも続いてない気がした。

なんでしょうね、何でも2年目っていうのは谷なのかな。

まあそんなこんなで残すところあと一年。

その一年の半分は、同じ学費なら根こそぎ貰っとけってことで交換留学に行きます。

スコットランドから、スイスのメンドリシオという所に。

国としてはスイスですが、ミラノまで電車で1時間で行けるぐらいイタリアに近く、公用語もイタリア語です。

なので私は現在イタリア語勉強中ですボンジョルノ。一向に吸収しなくて悲しい、脳は老化するって本当なんですね。

 

そうゆうことなので、スコットランドで私に会いたい方は来年の2月までに来てね!!!

 

話に全く脈絡がないですが夏にフランスに行って来ました。(唐突)

ヨーロッパにいる間に行きたい所行けるだけ行っとかなきゃ!ということで、、、

(今一番行きたいのはギリシャです〜)

忘れないうちに記録しておこうと、

フランス旅行の記録、書こうと思います。(イタリアもう書かんのかーい。ていうかスコットランドのこと書かんのかーい。ていう誰かの声が聞こえて来そう。おいおいね、追い追い、、、。

 

 

2018.08.28 火曜

 

朝10:40、グラスゴー空港からパリはシャルル・ド・ゴール空港へ。

たったの2時間、、、これだからヨーロッパって素晴らしい。

グラスゴーからは格安LCC easy jetの直行便で、往復約2万でした。大分から東京行くのと変わらん、、、、

 

実はパリには5年前位に来たことあったんですが、

滞在短いし仕事だしであんまり見て回れず。

なので気分は初パリ、フランス語まったく勉強しないまま降り立ってしまった。

 

空港で荷物を受け取り、まずはリヨン駅行きのバスのチケットを自動券売機で購入。

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 乗り込む時乗務員のお兄さんになんかフランス語でいっぱい話しかけられるもさっぱりわからんので

「Lyon, Oui, Oui!」だけを貫いて乗りこむ。

窓の外を見ながらパリの街並みを想像してたわけなんですが

いや待て空港かっこよすぎない?!?!

そういやそうだった、シャルル・ド・ゴール空港といえばアヴァンギャルドな建築っぷりが有名だったと思い出し、、、

スケール感もすごいけど車のアプローチから何からめちゃカッコいいやん。。。。呆気に取られて写真撮るの忘れてしまったよ。

 

そんなこんなで空港の設計について検索とかしてたらあっというまにリヨン駅に到着。(バス合ってたー!)

夜に日本から到着予定の父を待つ為、一旦ホテルにチェックインして荷物を置いてから周辺を散策。

 

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ホテルはバスティーユ広場から徒歩10分少しの所。

バスティーユといえばバスティーユ牢獄襲撃事件が有名ですね。

フランス革命のきっかけになった大事件です。

(この辺の知識はレミゼラブルが好きだから知っているだけです、、、。)

関係ないけど、今中学校とか高校の授業とか受けたら超楽しいだろうな、とよく思う。オードリーの若林さんが東大生に家庭教師してもらってるって話してたけど確かに大人になってからの方が知りたい欲増えると思う。

若い時なんて世界のことなんかどうでもよかったもんな、今が楽しくて。悲しいかな、あの授業もっとちゃんと聞いてりゃよかったよ、、、の繰り返しです。笑

 

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この日はパリの事務所にインターン中の友達と夜ご飯を食べに行く予定だったので

それまでは特にあてもなくフラフラと。

本当どこを撮っても洒落てんなあ。お洒落がすぎてこんなとこ私住めないわ、て何度も思った。笑

あと思ったのはパリジェンヌまじお洒落ですね。黒の使い方と差し色の入れ方がめっちゃお洒落&自然。スコットランドとは雲泥の差、、、笑

 

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フラーっと古着屋さん入って見たり。

何も買ってないけど見るだけで結構楽しい。

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ユニクロは世界のお洒落な街至るところに進出してますねー

スコットランドにはもちろんない。)

 

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いや本当おしゃれやなーパリ、とか思いながら歩いてたら

ト、トゥース、、、、、、?いやトゥースやんな読み?と思ってひとりでニヤニヤして思わず撮る。こうゆうとこでクソガールぷり発揮。やっぱパリ住んじゃだめだ私は。

 

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とりあえず翌朝のパンを買おうとパン屋さんへ。

さすがパリめっちゃ美味しそう、、、と思った矢先に違和感が。

何かと思ったら、ガラスケースの中にめちゃめちゃ蜂おる!!!

なんならパンにがっつり乗ってる!!!クルミかと思った

がしかしレジのおばちゃんもお客さんも気にしている気配一切なし。

え、何見えてないの?私にしか見えてないのかこの蜂たちは。

え、そもそも何目的で蜂は乗ってんの?しょっぱい系のパンの何を吸って運ぶん?

とかちょっと潔癖発動してもう色々自問してたらおばちゃんに話しかけられたから勢いでクロワッサン購入。笑

 

そしてこの後もう一軒友達おすすめのパン屋さんに入ったらそこでもガラスケースの中お花畑状態。

友達に「パリのパンは蜂が乗ってるのがデフォルトなん?蜂は清潔ってことでいいっていう認識?店の人は良しとしてるのは最早諦めなん?」とかゴチャゴチャ言ってたらレジの人が急に「いらっしゃいませ」

に、日本人だったぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ

全部聞かれてたぁぁぁぁぁぁ入店以来美味しそう以外失礼なことしか言ってねーーーーーー!!!!!!!

てなって咄嗟に声にならない「あ、すいません こんにちは」て。

本当こうゆうのよくない。笑 都会はどこに言葉通じる人がおるかわからんから!以後気をつけます本当に。

 

結論としては「フランスめっちゃ蜂おる」。理由は知らん。笑

旅行中至るところで遭遇したよ蜂、、、、

そして夜ごはんはハムとチーズの盛り合わせプレートと

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私はオムレツを頼みました。

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何部屋かなってぐらい量多い。

でも味はすごい美味しかった!(食べきれず持ち帰って朝ごはんにしました)

ちなみに友達が頼んだのはタルタルっていう生の牛肉ミンチとスパイスを混ぜたユッケみたいな(?)料理。。。

よく海外でそんなもん食べれるな。。。て言いながらも一口もらったらなかなか美味しかった。でも一口以上はいらん。笑

友達めっちゃ胃腸つよそう。

 

 

初日はそんなこんなでなんだかんだ満喫。

父は夜11時ごろホテルに到着、翌日に備えて早めの就寝。

2日目は、コルビュジェの傑作、ロンシャン礼拝堂への旅です。

続きはまた今度〜。

 

 

 

 

ヨーロッパ建築史 その2

こんばんは〜。

 

今日は課題の提出が終わったので友達とLA LA LANDを観てきました。

いや〜最高でしたね。私の中でのJAZZ熱が再燃しました。

みなさんもぜひ、劇場で観るべき映画ですよ。

ずっとサントラ聴いてます。

 

 

と、雑談はこの辺にしてですね!

さあ、書いていきますよ〜続き!!!!!

前回は古代ギリシャ建築まで(というか未だそれだけ笑)書きました。

ということは勿論今回は、、、、、、

 

 

どーん!!!!!←これ多分毎回言う

古代ローマ建築 だー!!!!!!

はあ、もう古代ローマって口に出しただけで胸がトキメキますね。

これが恋ってやつかな。

きっと長くなります。なんせ語ることが多い。古代は起源だから。

お付き合いください。

 

 

ローマといえば今でこそイタリアの首都の名前として使われていますが、

紀元前8世紀から紀元後4世紀までに

ドイツやフランスを除く今のヨーロッパの殆どを支配した

大帝国 ローマだったわけですね。

それはもう深い深い歴史があるわけですが勉強不足なので

ここは建築だけにフォーカスして書きます。

 

 

さて、ローマ建築を語る上で、ギリシャ建築の基礎知識は絶対に欠かせません。

ということで、もう忘れたなあ、という方は今すぐ前の記事に戻りましょう。(何様

建築においての定義のうち「美」という点において

ギリシャ建築は革命的だと前回書きました。

そしてもちろん、その美的観念はローマ建築にも源泉として引き継がれていきます。

、、、、ということは、ギリシャ建築とローマ建築は似ているのか???

 

 

いいえ!!!!!全く違います!!!!!

ギリシャ先輩の美しさに倣ったことは認めよう。

しかしですね、ローマ氏がギリシャ先輩に勝った、革命的ともいえる特徴があるのです。

そう、それがローマ建築の実用性と構造技術なのです!

一つずつ話していきます。

 

 

ギリシャ建築の例としてパルテノン神殿を挙げたのは、

神殿という存在はギリシャ建築の頂点に君臨する為です。

実はギリシャの神殿は、宗教施設ではあるものの、

その中に集まる為の建物ではないんですね。

宗教儀式自体は神殿の前の祭壇に集まって行われ、

神殿そのものは'偶像化された神の住まい'のようなものだったわけです。

「え、何それ、ただのオブジェなん?」とか拍子抜けしないで下さい。

逆に言えば、建築の純粋な美しさを徹底的に追求したのがギリシャ建築。

超ストイックなんです。そりゃみんな憧れますわ、先輩。

ただ、「実用性」という面はあまり重要視されていなかったとも言える。

人々が建築に求めることが今とは全く違った、ということですね。神格化されてたと。

 

 

一方ローマ。この巨大帝国においては、都市の政治、社会、文化を繁栄させる為、

神の偶像としての建築ではなく、実用的で機能的な建築が求められました。

人々の娯楽施設としての円形競技場や、テルマエ・ロマエでおなじみ大浴場、

キリスト教建築の原形の一つでもあるバシリカ、

そしてローマの神殿建築は外から眺めるだけでなく、神室が会議や集会に使われたり、

基壇部分が金融業者の仕事場として使われたりと、一気に実用化されます。

 

 

 

そして実用的な建築に求められる重要な要素のひとつが、広い内部空間。

ギリシャ建築は列柱建築とも呼ばれる通り、まあ〜柱が多い多い。(批判してないよ)

なので大規模な建築に対して、内部空間はあまり広くないんです。

というか、広い必要がなかった。

 

対してローマ建築が実用的な内部空間を実現する為に生み出したのが、

ローマ式コンクリートアーチ構造に代表される構造技術です。

(迫持アーチはローマ以前エジプトで使われていたとも言われていますが、

よく知らないのです...エジプトはまだ守備範囲外。すいません、勉強不足。)

 

ローマ式コンクリートとはナポリ周辺特産の石灰石を混ぜたセメントに、小石・砂や煉瓦片を混ぜて固めて作られたもので、

壁を建てる時には石材や煉瓦で作られた型枠に流し込む、という現代のコンクリートにかなり近い使われ方をしていました。

ただこの型枠はそのまま構造体として残されて、さらにその上に化粧漆喰や大理石で仕上げが施されました。

更にローマ式コンクリートは壁からアーチ構造にも使われるようになり、その後ヴォールトと呼ばれる様々な種類の曲面天井が開発されたことによって、

柱を使わず巨大な内部空間を持つ建築が実現されたんですね。コンクリート万歳。

 

 

壁の工程からもわかるように、ローマ建築においては「構造体と建物表面を飾る仕上げは別物」という考え方が基本とされました。

ウィトルウィウスに倣って置き換えると、「強さ」と「美」を切り離す、ということですね。

勘のいい方はお分かりかと思いますが、「美」といえば!

そうここでギリシャ先輩の登場です、満を持して!

ローマ建築では「美」を追求する為の仕上げとして、ギリシャ建築の要素(主にオーダー)が受け継がれたんですね。 

構造体である必要がなくなったオーダーはもはや「美」へ一直線の第二形態へ突入ですよ。自由度が一気に増すわけですから。

 

つまり、極端にいえば、ローマ建築とは、

古代ローマ建築の構造技術が支え、古代ギリシャのオーダーが装飾を施したいわば夢の共演で出来上がった建築なのです!!!!!

 

そしてその代表的な古代ローマ建築の一つが......

はいようやく画像きます!!!!まじ文章長くてすいません!まとめるの下手か!

 

 

どどーん!!!コロッセオ!!!!!

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言わずと知れたローマ建築を代表する円形競技場!

ちなみにですよ!!!!!今のうちに発表します!!!!

今回の旅、コロッセオ行ってません!!!!!!!!!!!!(号泣

もちろんめちゃくちゃ行きたかったんですが、休館日に重なったりと都合がつかず...

なので今のうちに出しときます。次回必ず行くぞ!

 

コロッセオって、5万人の観客を収容できたらしいですよ。

古代にそんなもん作るかね、しかも工期たった10年で。

本当ケタ違いですよ。圧倒的スケール。ああ行きたかったなあ。

 

 

 

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 コロッセオには4層の客席があって、

1、2階は大理石仕上げで、3、4階の客席部分は木造だったそうですよ。

 だから1枚目のように下の層だけが残っているというわけですね。

そして注目すべきは外観に見られるオーダーです。

アーチを構造体として開口部をオーダーで枠取っているんですが、

それぞれの階層によってオーダーの種類が違うんです。

下からドリス式、イオニア式、コリント式。

まさにオーダーオールスターズだ!(ださい

 

コロッセオは剣闘士同士または人間と猛獣との闘いを観戦するという、今考えると正気じゃない娯楽施設なわけですが、

5万人もの観客を身分によって階層を分けながら所定の席に導く動線配置、猛獣や器具を入れる部屋など、まさに超特殊な実用性が求められたにも関わらずこれらを実現しており、

堂々たる古代ローマ建築の代表格といえるのです!

コロッセオだけでまだまだ掘り下げられるんですが、それはまたいつか行った時に取っておきたいと思います。

 

 

 

はあ、、、、全然短くまとめられなかった、、、、。

なんせ奥が深すぎるんですもんローマ建築。

本当は、発達したローマ式オーダーとかも紹介したかったんですけど。

また今度にします。

あと「パンテオンは?!」と思った方、ご安心ください。

実際に行った場所は、旅行記に取ってます。引っ張りますよ〜存分に。

 

 

いや〜しかし地道だなこれは。

次回からもうちょっとライトにいきたいと思います。

とりあえず古代はこれにて!

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

ヨーロッパ建築史 その1

 

いざ!

アホなりに、できるだけライトに、

ヨーロッパ建築史について書いていきたいと思います。

あくまで建築学生の端くれの私が自分で勉強して得た知識なので、

全部の情報が正確かどうかはわかりません。

間違ってたらそれはもう素直に、ただただすいません。笑

これ読んでいただいた方が、きっと旅行記も楽しんでもらえると思いますので、

興味持ってもらえる方はお時間あればぜひ。

なんやかんやで結構長いです。あしからず。

 

 

建築史を語る上で、どの時代・どの地域を含むかということは

文献によってかなりバラつきがあるのでどうしようかな〜と思っていたのですが、

全部網羅できるほど賢くないので今回の旅行に関係のあるところだけ部分的に

書いてみたいと思います。

 

 

 

ファッションや音楽に流行があるように、

建築にもその時々の政治的背景や文化により移り変わった流行があります。

いわゆる'時代様式'というやつですね。

面白いのは、現代のように建設技術が発達していなかった時代、

1つの建築を建てるのに100年単位の年月がザラにかかっていた為、

着工してから竣工するまでの間に流行が変わってしまう、ということが起きるわけです。

そうすると'流行ってんだからあれ取り入れようぜ!'ってことで途中からちょっと違う様式が入ってきたりして、

この建築はこの様式!とハッキリ分けるのは結構難しかったりします。

ややこしいっちゃあややこしいですが、そんなシンプルじゃない所が今では考えられないぐらいの長い年月を感じさせてくれるロマンでもあります、私的には。

そう、建築史はロマンだ!伝われ、ロマン!!!!!(誰

 

 

 

 

ではいよいよ!トップバッターは君だ!

どーん!

 

ギリシャ建築!!!

 

え?いきなりギリシャて。ヨーロッパじゃないやんけ!

と思った方も、ギリシャってどこやねん。ヨーグルトおいしいよね。ってなった方も。

あれ本当うまいですよね。特に蜂蜜のやつな〜。(すぐ脱線する)

 

ギリシャギリシャ、、、、、、、

はい ここっ!!!!!!

(星は気にしないでください)

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そうなんですよ、ギリシャってヨーロッパじゃないんですよ。トルコのお隣。

が、しかし!ヨーロッパ建築を語る上で、ギリシャ建築は絶対に外せないのです。

ギリシャっていうと皆さんどんなイメージなんでしょうね。

多少なりとも建築の勉強してる人なら、かなり憧れの地だったりします。

私にとってもいつか必ず行ってみたい場所のひとつです。

同じ学科に4人もいるんだよな〜、ギリシャ人。あんまり仲良くないけど。ノリがちょっとアレなんで。笑

 

 

紀元前7世紀ごろにギリシャ本土に定住したドリス人により築かれたギリシャ文明。

もちろんそれ以前から人類は存在してるので、

「建造物」と呼べるものはギリシャ文明以前にもありました。

エジプトのピラミッドとかね。あ〜エジプトも行ってみたい。

ただ、「建築」という言葉が相応しいものを最初に作り上げたのがギリシャ文明。

 

「建築」の定義については、紀元前1世紀に古代ローマの建築家ウィトルウィウスが書いた'建築書'により、

「強さと用と美の理が保たれるようになされるべきもの」とされてます。

これ、いまだに建築学科の授業にも登場してきます。紀元前1世紀の建築家の定義がです。これもロマン。

この定義のうち特に「美」という点において、ギリシャ建築は革命的であり、その後の西洋建築の源泉として受け継がれていくことになります。

ちょっと話が難しくなってきたので、例をひとつ。

 

 

全然興味なくても聞いたことがある方も多いんじゃないでしょうか。

ギリシャ建築の堂々たる代表

パルテノン神殿 さまでございます。

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いや〜カッコいいですね。写真ですら。生で見てみたい。

古代ギリシャ神殿の魅力は、立面構成の簡潔さだと思います。

(わざわざ立面と言うのは、平面的にはシステマティックに出来ているとはいえ結構複雑なものもあるからです)

 

現代、古代問わず、建築(特に規模の大きいもの)を見る時には、

「力の流れ」を意識して見ると面白いです。

学問的には構造力学、と言われてるやつです。構造力学自体はめちゃめちゃ嫌いです。アホだから。笑

アホだから数字出せと言われるとうるせえって思うけど(こら)、

目で見て、感覚的なもので力の流れを追うのは面白いんですよね。

どんな建築も、力学との戦いだと思うので。

 

 

例えばギリシャ神殿は「列柱建築」とも呼ばれている通り、

堂々とズラリと並ぶ円柱が水平梁材を支える構造になっています。

高さのある巨大空間を作る為に、ローマ以降様々な形のアーチやドームが登場しますが、

このギリシャ神殿の「縦材アンド横材!!!」という簡潔さが

いかにも'建築の幕開けだぜ!!!'という風格を醸し出しているようで私はウルトラカッコいいと思うのです。

(ちょいちょい発言にアホさが出てますがもう開き直ってるので気にしないでください)

 

 

 

そんなギリシャさんが生んだ建築においての重要な概念のひとつが、

オーダーと呼ばれるものです。

オーダーとは、柱を中心として、柱が乗ってる基壇の部分から、柱が支える上部の構造までの構成要素の一定の配列形式のことです。

オーダーは大まかに、3種類に分けられます。

 

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左から ドリス式・イオニア式・コリント式 と呼ばれます。

ドリス・イオニア・コリントて!フリーザ一味かよ!(違うか

これをね、覚えるだけで結構楽しいんですよ、海外旅行。

建物見て、お〜これはドリス式やなあ。と。それだけで楽しい。

 

めちゃくちゃざっくりいうとそれぞれの特徴はこんな感じ。

ドリス式:一番シンプル。遠くから見て美しく見えるように少し膨らみがある。

ウィトルウィウス曰く「簡素で厳しい男性的な性格をもつ」。

イオニア:ドリス式よりも柱身が細い。羊のツノみたいな渦巻きがついてる。

ウィトルウィウス曰く「女性的な性格をもつ」。

コリント式:一番派手。オーダーの装飾的な変種。柱身がさらに細い。

 

ギリシャ神殿が完成する初期までは、1つの神殿に2つのオーダーが併用されることはなかったのですが、紀元前5世紀以降、ドリス式とイオニア式が併用され始めます。

そしてギリシャ以降も、これらのオーダーが受け継がれていきます。

 

 

 

もうひとつ、ギリシャさんの生んだ偉大な概念が

プロポーションと呼ばれるものです。

ナイスバディの美女のことじゃないですよ。意味は同じですが。

プロポーションって何かというと、

'形の均整としての建築美'のことで、もっと詳しくいうと、

ひとつの建築の各部分の間、または各部分と全体の間の寸法の論理的な比例関係のこと。

例えば、柱と柱の間の距離、柱の高さと全体の寸法の比例関係などですね。

極端にいうと、ある特定の部分の寸法を軸として、その他の部位や空間の寸法が論理的に割り出されていく、ということ。

こうして建築のプロポーションを美しく整えるための、数に還元できる比例関係をシンメトリアと呼びます。

 

ちょっとややこしいですかね。

お米で言い換えてみます。(無謀)

一粒一粒が立っている状態を最高としたお米の炊き上がり具合をプロポーション

それを実現するためのお米と水の比率(米1:水1.2とか。それは知らん)をシンメトリア。といったところでしょうか。

私は一体何の話をしているのでしょうか。

 

 

 

 

これらの建築の概念は、次の古代ローマだけでなく、その後の西洋建築の源泉として受け継がれていきます。

と、いったところで、今日はもう疲れたので一旦ストップします。笑

なかなかまとめるの難しいですね、、、、。

というかざっくりとはいえマニアックすぎて結果誰が読むんや、て内容になっている気が、、、。

まあいいか。自己満で。

次回は古代ローマから書きます。

さあイタリア旅行記、スタートはいつになることやら。笑

 

 

最後まで読んでくれたもの好きの方、ありがとう。

ここまで読んでくれたならきっとすごく仲良くなれます。笑

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

イタリア旅行記。の前に。

 

みなさま、あけましておめでとうございます!(遅

 

いかがお過ごしでしょうか。

夢のように充実していた冬休みが明けて、

課題を1つ終え少し落ち着いたので、ようやく!!!

満を持して、イタリア旅行記を書いていこうと思います!

 

本当に、自分の人生の中でも、これほど忘れたくない時間はない!

というぐらい、大切な、重要な時間でした。

なのでどれだけ時間がかかっても、丁寧に、しつこいくらい細かく

書き留めていきたいと思っております。

ただ!始めに言っておきます。

これ、殆ど、研修旅行です。もちろん、建築の。

「あ〜、建築か。そんな興味ないんだよな別に。」

と思ったそこのアナタ。

おいちょっと待ってくれ!!!!!まだ閉じるな!ページを!(うるさい

 

 

そう、旅行記を書き始める前に、正々堂々(?)プレゼンしておきたいことがある。

 

 

建築に興味を持てば、海外旅行は5億倍楽しい

はいこれです。私が全力でプレゼンしたいこと。

5億は言い過ぎやろ。ただのタマフルリスナーか。とか言わないで。(誰も言わんか)

いやまじで。5億は過言じゃないです、あながち。

 

 

 

海外行っても自撮り棒でセルフィーばっか撮ってるアナタ。

5分でいいから、携帯しまって、肉眼で周りをよく見てみて欲しい。

あなたのテンションを上げた美しい景色、それを作っているのは何ですか。

そう!それが!建築!です!(そろそろ鬱陶しいですか。笑)

それを一つ一つ、じっくり見てみると、

「イタリア行った!まじやばかった〜!」みたいな

そうゆうざっくりな感動じゃなくって、

もっと深みのある、「一生ものの感動」に気づけるはずなんです。

 

 

 

今回、全12日間の旅程のうち、

直前のアクシデントとはいえ5日間を1人で過ごした私ですが、

一人で旅をしていると、当然ですが喋る相手がいないので、

周りの景色や人の会話がより頭に入ってくるんですよね。

 

例えばフィレンツェの大聖堂を訪れた時には、

私の少し前に並んでいた日本人の夫婦(人気の観光スポットなので事前にチケットを買っても入るまでに長蛇の列がある)が

入るまでに延々と全く取り留めのない話をしていて、まあ別にいいんですが、

フィレンツェの大聖堂はそれはもう言葉も出ないくらい美しいファサード(=建物の正面のこと)なんですね。

「全然見らんのやな、、、」とぼんやり思いつつ、いざ中に入った時。

その夫婦が結構でかめの声で。

 

「うわっ天井高!」

 

・・・・・いやまあ確かに高いけどね。高いし、その圧倒的な高さは重要なポイントであるのも確かなんですけどね。

それにしたって、感想それだけかい!なんかもう薄い!!!そして浅い!!!!!笑

この人たちは一体何しにわざわざ並んでまでここに来たんだろう・・・と思ったのでした。

なによりもったいないよ。あの美しさをもっとじっくり味わえないなんて。

 

 

 

ただ、そのカップルが特別なわけじゃなくて、

むしろ結構普通の感覚なんだろうと思うんです。

よくよく考えてみれば、世界各地にある観光スポットとか世界遺産って、

ほとんどが歴史的建造物だったり教会だったりする。

ガイドブックに載っているからみんな行ってはみるものの、

「どこを見ていいのかよくわからない」というのが本音なのでは、なんて思ったり。

(というかそもそも大概のガイドブックって情報が浅いんだよなあ、という不満も前々からある。)

 

 

 

別に私が建築学生だからってエキスパートなわけではないし、

(というかむしろ授業で学んだことなんてほぼ無いに等しい。笑)

あくまで自分の興味、趣味での視点にはなりますが

誰でも「もっとよく見ればもっと素晴らしい」ということを

少しでも伝えられれば、という気持ちで書いていきたいと思ってます。

 

 

次に海外に行く機会があった時なんかに、

ふと思い出してもらえたりしたら嬉しいです。

そんなこんなで、旅行記を書き始める前に、

ヨーロッパ建築史についてまとめていきたいと思っております。

よろしくどうぞ〜!

 

 

 

 

初雪と怒りのデスロード。

 

ついに初雪が降りました。

今も降ってます、柔らかいタイプのやつがしんしんと。

明日の朝どんな景色になってるかちょっと楽しみです。

 

 

 

外は凍えるほど寒いですが、

私の心の中の怒りのデスロードはメラメラと燃えています。

マッドですよ。渡英以来マックスにマッド。

今日はただただ愚痴です。面白くもなんともないので

「番外編〜倉田、ひたすら愚痴る〜」的な感じの読まなくていいやつです。笑

特に美しい心の持ち主の方はこの先読まないでください、

ドブのように口が悪いです。

 

 

 

 

愚痴と同時に割と真剣に悩んでます。

大人の対応って何だ、ということに。

もちろん自分のことを大人だなんて一切思えないし、なんなら25歳にして半人前以下で恥ずかしいぐらいに思ってはいるけども、

それでも周りは18、19歳が主体を占めるわけで、一応何があっても大人の対応を心がけたい、と思っているのです。

 

 

が。しかし!!!私にはもはやわからない。

あの小娘(こら)をどーしたものか。

基本、頑張らない奴と礼儀がなってない奴は好きになれないんですが、

まずその子はダブルパンチのスタートを切ってるわけですよ。

基本合評の時以外は学校に来ないし、来た時は当たり前のようにお昼とかついてくるけど一切会話に入ろうとしないし、それぞれの国の話とかしてても私興味ないわ〜みたいな感じでずーっとスマホをイジってる。普通に失礼。

(勿論英語が喋れないとかじゃないです、第一言語が英語なので)

まあ、いつも一緒にいるのが私25、デンマークの子22、もう一人30で、その子が19と一番若いからもしかしたら退屈に思ってるんかもしれんけど・・・

いやだったら他んとこ行けばよくね?!と思わずにはいられない。

これが海外版ゆとりか、、、とか思っていた矢先。

 

 

 

今日の合評で、初めて彼女の最終案見たら。

すげー私の案と似ていて。不自然なぐらい見せようとしなかったので、

まあ自信ないのかーぐらいに思ってたけど、

他の友達と通りがかりに机の上の模型を見かけてみんなでOh....ってなった。笑

まあ誰がみてもOh...ってなるぐらいには似てた。

けど。「まあまあまあ落ち着け倉田(25)。奇跡的に似たようなアイディアに辿り着いたのかもしれない。もしくは私の案にインスパイアード(笑)されたんだとしても、褒め言葉として受け取ればいいじゃないか、サンキューな。大人になれ。」と脳内で自分に語りかけた。

 

 

その後、不覚にも彼女とペアを組んで次の課題をやらなければならない私は今後の方向性を決める為ミーティングすることに。

(ちなみにペア組む時も「私とペア組みたい?」と言われた。心の中で音速に辿り着きそうな速さで首を横に振りながらも「オ、オーケー」と言った。これが本当に過ちだった。)

ミーティングを合評後にやろう、と言ってきたのは彼女でしたが私の微かな期待も裏切られ彼女は何も考えてきておらず、

私が彼女に簡単なプレゼンテーションをするみたいな感じに。

こうゆうリサーチをして、そこからこうゆうアイディアを考えて、まだラフだけどこんなの試したいと思ってて、、、、と話をする間、

それに対する感想は特になく、スケッチを見て「この開口高さどのくらい?」とか「厚さどうすんの?」とか偉そうに寸法やらを聞いてくるばかり。

いやまだラフスケッチの段階だから具体的な数値は決めてないよ、いくつかスタディ模型作って練ろうと思う、と言ったら、

「え?!模型何個も作るの?!超時間かかるじゃん。え、明日も学校くんの?」とか言い出す始末。

この時点で私の中のデスロードはもう着火済みで7割ぐらいは燃えてた。

 

 

 

「いやまあまあまあ落ち着け倉田(25)。・・・・・うん落ち着け倉田(25)。」(←もうこの時点で言い訳思いついてない)と言い聞かせ、

まあ私のアイディアに囚われなくて全然いいから、むしろ自分で何か新しいアイディア考えてきて、それでまたミーティングしよう。と言ったら、

「いや、あなたのアイディアでいいよ。他のペアはやらなそうなアイディアだし、良いんじゃない?」とめちゃめちゃ上から目線で言われた。

 

 

 

 

おいお前。ナメてんのか。(←デスロード炎上

黙って聞いてりゃ良い気になりやがって!改め、ドン!ボン!ゴンだよ!!!!!(出典:バナナ炎

19そこらの小娘が1年ちょっとインテリア勉強したぐらいで周りを見下したような態度とったり全てを知ったような気になりやがって、

調子に乗るのも良い加減にしろよと。下だけ見て優越感感じる奴なんて所詮伸びないしお前なんかまじで何者でもないからな!!!!お前程度のスキルレベルの学生なんて世の中腐るほどいるからな!!!と。

 

 

 

いや言ってないですよ。笑

心の中ではこれ以上にやばいこと言ってたけど。

まじでブチギレそうだったので、うんわかった、じゃあまた明日。とだけ辛うじて返してとりあえず机に伏せるという謎の防衛本能を発動させたのでした。

 

 

 

長々と愚痴ってしまいましたが、、、。

前々から、こうゆう時の大人の対応って何なんだって思うんですよね。

感情だけで言うと、普通に↑みたいなこと直接言って君ちょっと本当にNGです、って言いたいけど、それ鬼キツイやん。笑

かと言って頑張る努力すらしてない相手にわざわざ「今はわからないかもしれないけど、この時間が数年後自分の糧になるんだよ。もっと頑張ってみなよ。」とかド親切に言う筋合いないし世の中そんな甘くないわボケ!と思うし。

人は人だし、ほっとくのが一番、っていっても、ペアでやる以上無視しようがないしなあ、、、。

 

 

それとも、彼女は実はものすごくシャイで、シャイすぎる結果めちゃくちゃ嫌な感じになっちゃうっていうピュ〜と吹くジャガーの高菜的なタイプなのか。

そうだったとしたらめちゃくちゃ面白いからいっそ突き進んでほしいけど。

 

 

 

あーだこーだ考えてイライラして、結果、あーーーーやっぱ人付き合いってめんどくせー!!!!!!!!ってなりました。

こうして周りに振り回されてるうちは私はずっと大人になれないんだろうなあと思うと情けないかぎりです。

と言いながらも消火できてないですけどね、デスロード。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでこちらでもストレスが溜まり始めたわけですが、なんせカラオケがないので何か発散方法を見つけなきゃな、と思っております。

どこに言ってもストレスはつきものですね、特に私のような性格の悪い人間には。笑

ただ、一緒に頑張れて、愚痴も聞いてくれる友達が他にいるので本当にありがたく、幸運だと思うので、一旦小娘(もはやあだ名化)のことはほっといて忘れます。

愚痴だらけの文章を最後まで読んでくれた方ありがとうございます、そしてすみません。

 

 

 

 

最後に。

「お前何様のつもりなんだよ」を英語で言うと

'Who the hell do you think you are?' と言います。

hellの部分をf**kに変えるとよりパンチが効きますよ。

いつか使ってみてくださいね。

タメになったねぇ〜〜〜。

 

 

では。笑

 

 

 

 

 

 

 

解禁

 

さらっと、解禁しました。約2ヶ月ぶり?

解禁といっても、夜ご飯のお供にひとりでしっぽり飲んだだけですけどね。

でも、旨いですねやっぱりビールはいいですね、うん。

スーパーで買ったけど、圧倒的に瓶が多かったなあ、さすが外国。

440ml×4缶で3.5ポンド(500円しないぐらい)なのでまあまあ安い?

毎日の習慣にしないよう気をつけます・・・。

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え〜、唐突ですが発表します。

 

 

 

1位:東急ハンズ

 

2位:無印良品

 

3位:コンビニ(セブンまたはローソン)

 

 

 

説明するまでもないですが、「この店があればな〜!ベスト3」です。

特に東急ハンズに関しては、心の底から恋しい。

模型材料、作業道具と、建築学生は何かとハンズに用があるんです!

 

今回の課題から、1:50の簡単なものではあるけども

模型も提出するので、材料やら道具を買ったんですが、、、、

ま〜、クソみたいな品揃えですね!(暴言

 

一応、学校の中に小さい画材屋と、徒歩15分ぐらいの所に画材屋が一軒あるんやけど、結局画材屋だから全然無いんだよな〜、模型材料。というか規模小さすぎてお話になりません、、、。

スプレーのりとか、一応存在はしてるので買ったはいいけどどこで使えばいいん?と思って院生の日本人の子に聞いてみたら、

そもそも院でもスプレーのり使ってる人見たことないよ、みんな印刷した図面の上からカッターで印つけて切ってるよ、、、とのこと、、、

おいおいまじかファッキンクレイジーじゃないですか。(暴言2

効率めちゃくちゃ悪いやんそんな非合理的なことやってていいのかよ建築学生。

慣れるしかないよ、と彼女は言っていたけど私は「嫌だ絶対にこの文化には染まりたくない」と断言。笑

なんとかあるもので手段を編み出して効率良くやってみせる…。(迫真

 

 

ちなみに無印はロンドンには存在してます。外国人にも大人気で、どっから来たの?と聞かれて日本と答えると、ノートとかペン見せてきて「MUJI!!! Japan!」と言われることが多々あります。

言われんと気づかないぐらいボロボロのことが多いけどな。←いちいち一言多い

一応いざとなったらオンラインストアがあるのでそのうち使おうと思ってはいます。

ユニクロのオンラインは先日試しました。日本で買うより若干高い?気がした)

 

コンビニはもうただただおにぎり食べたいだけです。笑

こっちのスーパーには大概どこでもSUSHIなるものが置いてるけど、500%不味いので買ってません。

 

 

材料が店で買えないので結局Amazonで注文することが多いのですが、最近よく使っているのがこれ。

'Amazon Locker'というやつです。近所のショッピングモールに入っているんですが、超便利。

オンラインで注文してカードで支払えば、このロッカーに荷物を届けてくれるんです。メールで注文番号が送られてくるので、電子パネルに打ち込めばカシャン、とロッカーが開くわけですね。

こうゆうとこだけ妙に便利で発達してるんだよな〜。

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明日からは2週間に渡り、全学科混合のグループに分かれて共同制作をするというワークショップが始まります。

私のグループは建築、ファッション、彫刻、グラフィックデザイン、写真科の学生がいて、オランダ、フランス、イギリス、トルコ、ラトビアと色々バラバラで面白いです。そしてみんな良い子。無邪気でまっすぐでかわいらしい。(ババアかよ

苦手なんだよなあ、グループワーク・・・と気乗りしない部分もありますが、日本人にはない独創性、頭の柔らかさを観察してみたいと思います。

 

 

 

最後に、悲しい俳句を一句。

 

 

 

「ああ食べたい 寿司食べたいなあ 本物の」

 

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

飽きかけた。

 

あぶねーーー!!!!!

ギリギリ、フェードアウトしそうでしたが

かろうじて戻ってきました。(ブログの話

 

 

グラスゴー、着々と寒くなってきております。

部屋には備え付けの小さなヒーターがあるのですが、

これがま〜仕事しないんです。

毎朝寒くて布団から出れないので、毛布を買おうと街に出たんですが、、、

 

 

ぜんっぜん売ってない、毛布!!!!号泣

なんでや、時期が早すぎるのか?いやでも朝の気温4度とかやし、さすがに時期のせいじゃないのか?と思い、友達に聞いてみました。

 

 

「すごいバカな質問していい?スコットランドの人って毛布使わないの?」と。

そしたら、え?何?毛布?どうゆうやつのこと? と言われ、

「え〜あの、モッフモフのさあ、掛け布団の下に入れて使うやつ!」と言ったものの、彼女はピンと来ていない様子。

う〜ん、参った。あのさ、無駄にデカイ花が描かれてて、え、これ何ていう色ですかっていう絶妙な色使いの、でもそのダサさに心も身体もホッコリする例のあれだよって言っても伝わらないしな…と思い説明するのを断念。

 

 

帰宅後ネットで調べてみたら、イギリスの人って毛布使わないんですね!!!(衝撃)

用途のわからない布をやたらとベッドにかけたがるのに?

枕もクッションも無駄に多いのに?

ヒーターも総じてしょぼいのに?(言い過ぎ

全くもって謎だ。これが文化の違いというやつか。

結局、フリースの膝掛けのでかい版みたいなのを見つけて買いました。

冬、越せるかな〜無事に。

 

 

 

 

週始めには、2つ目のプロジェクトの合評がありました。

久々の製図でしたが、結構楽しかった。

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正確さ、綺麗さは誰にも負けてないと自信がありましたが、

実際合評の日にはたくさん人からお褒めのお言葉をいただきました。

「まじかよ、クソ綺麗!(直訳)」「この課題はパソコンは使っちゃいけないの知らなかったのか?」「どうやったらこんなに綺麗に線が引けるのか教えてくれ」などなど。

そりゃ、地道で気の遠くなるような作業ほど日本人が得意とするものはないですから。

むしろ、インクの滲んだ状態で'仕上がった'とするその感覚がわからんわ。笑

 

 

Photoshop(画像加工ソフト)、Rhinoceros(3Dモデリングソフト)の授業では、どちらも仕事で使っていたので周りより早く作業が終わってしまい、

友達にどうやるのと聞かれるので気付けば専属講師みたいになってきてます。

ただ、そもそもパソコンをあまり使ったことがない人にライノ教えるのってめちゃめちゃ難しいんですよね。全てが想像の範疇を超えてるというか。

図形の接点をクリックしなきゃいけないところを、スナップせずに大体の位置でクリックしたりするので、その度に「違う!戻って!」と言うと、「大体合ってるよね?」とか言いやがるので(こら)、

「製図にもモデリングにも大体とかないから!一個ずれたら全部ずれる。まず大体という概念を捨ててくれ!もう何かにスナップしてない限りクリックするな」とほぼキレ気味で言うまでに至りました。

一応毎度、厳しすぎてごめんと謝ってはいます。笑

 

 

 

仮にも数年デザインの仕事で生きていたので、経験したことが周りより上手にできるのは当然なので、自惚れず、(十分自惚れてるか)知らないことをもっと知っていけるよう自分に厳しくするよう心がけ、ガリ勉な日々を送っています。

そもそも西洋建築史に興味があったからこっちに学びに来たので、特に力を入れたいとは思っていますがまあ難儀ですね。知らない単語が出てくるわ出てくるわで。

知らない単語に出会うと、自分の単語帳に英英辞書で引いた意味を書き込み、ポストイットに例文を書いて覚えるまで部屋の壁に貼る、という勉強法を編み出して実践しているのですが、このままいくと部屋の壁がポストイットでうまる日もそう遠くはないですね。。。

めげずに頑張ります。

 

 

 

 

 

どうでもいいですが、私の大好物のスコーンがこっちではスーパーでも普通に売っていて、しかもどれも結構美味しいのが嬉しいです。

あと紅茶のバリエーションが半端じゃないのでスーパーでも楽しいです。

食べ過ぎないように気をつけます。

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先日まで存在を知らなかった百貨店、ふらっと行ってみたら空間カッコよすぎて度肝ぬかれました。

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写真には映ってないですが手前に木製のクラシックな階段があって(床はタータンチェック貼り)、それがまた超かっこいいんですよね。

こうゆうの本当たまらないです、最高。店舗面積が広けりゃいいってもんじゃないなと思わされる、絶妙なサイズ感と混沌。

そして関係ないけどリリー・ローズ綺麗ですね。ナタリー・ポートマンとの共演作楽しみです。

 

 

 

 

さて、久々にゆっくりできそうな週末なので、ゾンビ芸人を観てゆっくりします〜。

 

 

 

 

追記:よくよく調べたら、こっちでは 'throw'と呼ばれるものが日本でいう毛布にあたるみたいですね。Blanketっていってもピンとこないのはどうやらそのせいっぽいです。