Choose your life, choose your future.

クソガールが綴るグラスゴー建築留学記。

解禁

 

さらっと、解禁しました。約2ヶ月ぶり?

解禁といっても、夜ご飯のお供にひとりでしっぽり飲んだだけですけどね。

でも、旨いですねやっぱりビールはいいですね、うん。

スーパーで買ったけど、圧倒的に瓶が多かったなあ、さすが外国。

440ml×4缶で3.5ポンド(500円しないぐらい)なのでまあまあ安い?

毎日の習慣にしないよう気をつけます・・・。

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え〜、唐突ですが発表します。

 

 

 

1位:東急ハンズ

 

2位:無印良品

 

3位:コンビニ(セブンまたはローソン)

 

 

 

説明するまでもないですが、「この店があればな〜!ベスト3」です。

特に東急ハンズに関しては、心の底から恋しい。

模型材料、作業道具と、建築学生は何かとハンズに用があるんです!

 

今回の課題から、1:50の簡単なものではあるけども

模型も提出するので、材料やら道具を買ったんですが、、、、

ま〜、クソみたいな品揃えですね!(暴言

 

一応、学校の中に小さい画材屋と、徒歩15分ぐらいの所に画材屋が一軒あるんやけど、結局画材屋だから全然無いんだよな〜、模型材料。というか規模小さすぎてお話になりません、、、。

スプレーのりとか、一応存在はしてるので買ったはいいけどどこで使えばいいん?と思って院生の日本人の子に聞いてみたら、

そもそも院でもスプレーのり使ってる人見たことないよ、みんな印刷した図面の上からカッターで印つけて切ってるよ、、、とのこと、、、

おいおいまじかファッキンクレイジーじゃないですか。(暴言2

効率めちゃくちゃ悪いやんそんな非合理的なことやってていいのかよ建築学生。

慣れるしかないよ、と彼女は言っていたけど私は「嫌だ絶対にこの文化には染まりたくない」と断言。笑

なんとかあるもので手段を編み出して効率良くやってみせる…。(迫真

 

 

ちなみに無印はロンドンには存在してます。外国人にも大人気で、どっから来たの?と聞かれて日本と答えると、ノートとかペン見せてきて「MUJI!!! Japan!」と言われることが多々あります。

言われんと気づかないぐらいボロボロのことが多いけどな。←いちいち一言多い

一応いざとなったらオンラインストアがあるのでそのうち使おうと思ってはいます。

ユニクロのオンラインは先日試しました。日本で買うより若干高い?気がした)

 

コンビニはもうただただおにぎり食べたいだけです。笑

こっちのスーパーには大概どこでもSUSHIなるものが置いてるけど、500%不味いので買ってません。

 

 

材料が店で買えないので結局Amazonで注文することが多いのですが、最近よく使っているのがこれ。

'Amazon Locker'というやつです。近所のショッピングモールに入っているんですが、超便利。

オンラインで注文してカードで支払えば、このロッカーに荷物を届けてくれるんです。メールで注文番号が送られてくるので、電子パネルに打ち込めばカシャン、とロッカーが開くわけですね。

こうゆうとこだけ妙に便利で発達してるんだよな〜。

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明日からは2週間に渡り、全学科混合のグループに分かれて共同制作をするというワークショップが始まります。

私のグループは建築、ファッション、彫刻、グラフィックデザイン、写真科の学生がいて、オランダ、フランス、イギリス、トルコ、ラトビアと色々バラバラで面白いです。そしてみんな良い子。無邪気でまっすぐでかわいらしい。(ババアかよ

苦手なんだよなあ、グループワーク・・・と気乗りしない部分もありますが、日本人にはない独創性、頭の柔らかさを観察してみたいと思います。

 

 

 

最後に、悲しい俳句を一句。

 

 

 

「ああ食べたい 寿司食べたいなあ 本物の」

 

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

飽きかけた。

 

あぶねーーー!!!!!

ギリギリ、フェードアウトしそうでしたが

かろうじて戻ってきました。(ブログの話

 

 

グラスゴー、着々と寒くなってきております。

部屋には備え付けの小さなヒーターがあるのですが、

これがま〜仕事しないんです。

毎朝寒くて布団から出れないので、毛布を買おうと街に出たんですが、、、

 

 

ぜんっぜん売ってない、毛布!!!!号泣

なんでや、時期が早すぎるのか?いやでも朝の気温4度とかやし、さすがに時期のせいじゃないのか?と思い、友達に聞いてみました。

 

 

「すごいバカな質問していい?スコットランドの人って毛布使わないの?」と。

そしたら、え?何?毛布?どうゆうやつのこと? と言われ、

「え〜あの、モッフモフのさあ、掛け布団の下に入れて使うやつ!」と言ったものの、彼女はピンと来ていない様子。

う〜ん、参った。あのさ、無駄にデカイ花が描かれてて、え、これ何ていう色ですかっていう絶妙な色使いの、でもそのダサさに心も身体もホッコリする例のあれだよって言っても伝わらないしな…と思い説明するのを断念。

 

 

帰宅後ネットで調べてみたら、イギリスの人って毛布使わないんですね!!!(衝撃)

用途のわからない布をやたらとベッドにかけたがるのに?

枕もクッションも無駄に多いのに?

ヒーターも総じてしょぼいのに?(言い過ぎ

全くもって謎だ。これが文化の違いというやつか。

結局、フリースの膝掛けのでかい版みたいなのを見つけて買いました。

冬、越せるかな〜無事に。

 

 

 

 

週始めには、2つ目のプロジェクトの合評がありました。

久々の製図でしたが、結構楽しかった。

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正確さ、綺麗さは誰にも負けてないと自信がありましたが、

実際合評の日にはたくさん人からお褒めのお言葉をいただきました。

「まじかよ、クソ綺麗!(直訳)」「この課題はパソコンは使っちゃいけないの知らなかったのか?」「どうやったらこんなに綺麗に線が引けるのか教えてくれ」などなど。

そりゃ、地道で気の遠くなるような作業ほど日本人が得意とするものはないですから。

むしろ、インクの滲んだ状態で'仕上がった'とするその感覚がわからんわ。笑

 

 

Photoshop(画像加工ソフト)、Rhinoceros(3Dモデリングソフト)の授業では、どちらも仕事で使っていたので周りより早く作業が終わってしまい、

友達にどうやるのと聞かれるので気付けば専属講師みたいになってきてます。

ただ、そもそもパソコンをあまり使ったことがない人にライノ教えるのってめちゃめちゃ難しいんですよね。全てが想像の範疇を超えてるというか。

図形の接点をクリックしなきゃいけないところを、スナップせずに大体の位置でクリックしたりするので、その度に「違う!戻って!」と言うと、「大体合ってるよね?」とか言いやがるので(こら)、

「製図にもモデリングにも大体とかないから!一個ずれたら全部ずれる。まず大体という概念を捨ててくれ!もう何かにスナップしてない限りクリックするな」とほぼキレ気味で言うまでに至りました。

一応毎度、厳しすぎてごめんと謝ってはいます。笑

 

 

 

仮にも数年デザインの仕事で生きていたので、経験したことが周りより上手にできるのは当然なので、自惚れず、(十分自惚れてるか)知らないことをもっと知っていけるよう自分に厳しくするよう心がけ、ガリ勉な日々を送っています。

そもそも西洋建築史に興味があったからこっちに学びに来たので、特に力を入れたいとは思っていますがまあ難儀ですね。知らない単語が出てくるわ出てくるわで。

知らない単語に出会うと、自分の単語帳に英英辞書で引いた意味を書き込み、ポストイットに例文を書いて覚えるまで部屋の壁に貼る、という勉強法を編み出して実践しているのですが、このままいくと部屋の壁がポストイットでうまる日もそう遠くはないですね。。。

めげずに頑張ります。

 

 

 

 

 

どうでもいいですが、私の大好物のスコーンがこっちではスーパーでも普通に売っていて、しかもどれも結構美味しいのが嬉しいです。

あと紅茶のバリエーションが半端じゃないのでスーパーでも楽しいです。

食べ過ぎないように気をつけます。

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先日まで存在を知らなかった百貨店、ふらっと行ってみたら空間カッコよすぎて度肝ぬかれました。

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写真には映ってないですが手前に木製のクラシックな階段があって(床はタータンチェック貼り)、それがまた超かっこいいんですよね。

こうゆうの本当たまらないです、最高。店舗面積が広けりゃいいってもんじゃないなと思わされる、絶妙なサイズ感と混沌。

そして関係ないけどリリー・ローズ綺麗ですね。ナタリー・ポートマンとの共演作楽しみです。

 

 

 

 

さて、久々にゆっくりできそうな週末なので、ゾンビ芸人を観てゆっくりします〜。

 

 

 

 

追記:よくよく調べたら、こっちでは 'throw'と呼ばれるものが日本でいう毛布にあたるみたいですね。Blanketっていってもピンとこないのはどうやらそのせいっぽいです。

 

もはや冬。

 

最低4度て。まじか。10月入った途端に。

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そろそろ毛布を手に入れないと、

スイッチを入れてから秒で活動停止するポンコツヒーターじゃ冬を越せない。

 

 

 

カナダのバンクーバーで日本人留学生が遺体で発見されたニュースを見ました。

詳しいことはわかってないみたいですが、同じ留学生の身として辛いですね。

容疑者の白人男性と歩いてるところが監視カメラに映ってましたが、気さくに話しかけられて良い人だな〜と思って付いて行っちゃったのか、、、。

異国の地で、現地の人に話しかけられたりすると、外から来た自分を'受け入れてくれた'っていう感覚になるのはすごくわかるので、余計に悲しいし、人生今からって時に、、、本当に腹がたつ。

グラスゴーではまだ特に身の危険を感じたことはないけど、(そもそも学校忙しくて夜出歩かない)しっかり気をつけないとなと改めて思います。慣れてきて油断した頃に不幸なことは起こるので。

 

 

 

 

 

今日は土曜日でしたが、朝から学校でコツコツ製図。

今回の課題は、指定されたストリートの中から建物を一つ選んで、実測して図面化するというもの。

(一部しか測れないので、正確さが求められているわけではない。)

中には撮った写真をフォトショで歪みとか補正して、

スケール合わせて出力して上にトレペ敷いてなぞる人もいるんですが、

それは一体なんの勉強になるんだい、とオバサンは思います。

 

この歳になってから思う、勉強は遠回りだと。

もっと効率の良い方法があっても、この道を通ることが大事なんじゃないかと。

近道を通るべきなのは仕事、勉強するなら回れ。←今考えた

 

 

自分のこと25歳にしてオバサンといってしまいましたが、

(でも製図していて何が辛いって腰痛がえげつないのであながち間違ってない)

同学年にはホンモノのオジサンがいて、話を聞いてみると

元は高校の数学の教師だったけど、セミリタイアして、

何も新しいことを学ばずに過ごすのも退屈だから好きな建築を学びに入学したんだと。

なんつーかっこいいオジサンなんだ!!!

いろんな年齢の人がいるとはいっても、リタイア後の年齢で大学生の中に飛び込むって半端じゃなく勇気がいると思う。

ライノ(3Dモデリングソフト)の授業でPC画面とにらめっこしてるの見ると超応援したくなる。そして私も頑張らねば、と思うのです。

 

 

 

ちょうど今の課題と重なるというのもありますが、

グラスゴーにいると日に日に'モールディング'愛が高まって仕方ないです。

モールディングとはですね、建物に使う廻り縁なんですけど、

ありとあらゆる形があって、この断面を想像するのが楽しいんですよね。

一人で歩いているといつもアホみたいな顔してモールディングを見上げては断面を妄想してます。

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来週からは、いよいよ建築史の授業が始まります、ワックワクしております。

教科書はこれ。日本の建築史も数ページあるみたいです。

ちなみに表紙はザハ・ハディット設計のリバーサイド美術館。グラスゴーにあります。

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これさー。サラッと紹介しましたけどコイツですよコイツ。

私のクレーマー魂(誰がクレーマーや)に火をつけたやつ。

この教科書、オンラインで買ったんですよAmazon Prime Studentで。

翌日に届きます!っていうから待ってたらま〜来ない。

翌々日。来ない。3日後。来ない。1週間。来ない。

待てど暮らせど、来ない。

もちろん追跡しましたが、ずーっと 'It's on the way!'=今向かってます!(この表現がもはや腹立つ)から変わらない。

 

さすがにおかしいだろと思い、Amazonカスタマーサービスに電話。

「はい、こちらアイルランドの◯◯です」と言われアイルランド?!と思いながらもいきさつを説明すると、丁寧に調べてくれた。

その人によると、「どこかにいってしまったかもしれない」とのこと。

え?何?どこかへいってしまったって何?そんなことある?どこに連れてったん?その言い訳友達とか家族ですらちょっと怒られるやつやん?

と言いたい事が音速で頭に浮かびましたが、よくよく話を聞くとどうやら管理下にない配送会社が配送を担当している商品なので、Amazonに非はないみたいでした。

結果、既に代金は払っているので代わりの商品をすぐに送ってくれる手配をしてくれました。

 

 

 

 

 

そして2日後。届いた!!!!!2冊!!!!!!

おい!!!!!2冊!!!!!!!!2冊おい!!!!!(うるさい

どっかいってたやつ、急に思い出してんじゃねーよ!!!!!

なんなんRoyal Mail(配送会社の名前)!!!

今すぐそのRoyalを取れ!!!ただのMailになれ!!!!

ほんっとこうゆうガサツさ信じられん!!!!!

 

ああ、、、、このままいくとキム兄化が止まらなくなって

最終的には「そうゆうとこやぞ!!!」を英語で 'That's what I'm saying!!'とか言うようになりそうで怖いのでもうこれ以上厄介なこと起こさないでいただきたい。

この2冊目はわざわざ手続きをして送り返します。Royal Mailでな!!!(嫌味

 

 

 

 

 

 

さて、性格の悪さがまた新たに露呈したところで、そろそろ寝ます。

おやすみなさい〜。

 

 

 

たくましく。

どうも!

今日も一時小雨のグラスゴー、日に日に寒くなってきてます。

もう普通に日本の真冬に着てたダッフルコートとか着てます。そのぐらい寒い。

あ。ちなみに今日は私、荒ぶってません。笑

 

 

 

こっちに来る前、イングリッシュネームを持とうかと考えてたんですが、完全に忘れていたのに気づきました。

海外に住んでる中国人とか、本来の名前が外国人にとって覚えづらいものだったりすると、イングリッシュネームつけてる人多いんですよね。

まじか、その顔で?と思われるんじゃないかという妄想が付きまとうので、私としては常々ハードルが高かったイングリッシュネーム。

何にしようか悩みに悩んで、大学時代(今じゃなくて然るべき年齢の時に通っていた時)に周りから「クララ」と呼ばれてたのを思い出し、それならいけるな!と思ってたんですが・・・。完全に忘れてた。

 

まあ今更いいか。学科1年生約100人中たった1人の日本人なので、日本名をアイデンティティーとして大事にしたいと思います。

こっちで初めて会った人に、名前聞かれて'Rinko'って言うと、必ずみんな「すごい良い名前だね!!!」と褒めてくれるんですが、何がどう良いんだろうな。

意味はもちろんわからんやろうし、なんとなく響きがカッコよく聞こえるんですかね。

私の中でのマイケル・J・フォックスみたいな感覚かな。言いたくなる名前。めっちゃ言いたいマイケル・J・フォックス。あとラッセル・クロウね。笑

 

 

 

 

と、本当にどうでもいい話してますが

こっちに来て約3週間、学校も2週目に入りましたが、結構毎日楽しいです。

始めのうちは絶対辛いしんどい寂しい帰りたいってなるだろうなと思ってたんですが、、、、、、

 

 

 

自分でも驚いてます。全く寂しくない。笑

そりゃ友達とか親とか愛犬愛猫にはもちろん会いたいと思う。でも辛いとか孤独に押し潰されそう…みたいなのが一切ない。

もうこの先の人生、孤独ごときには私を押しつぶすことはできないんじゃないかとすら思いますね。潰す余地がないっていうか。(ちょっと何言ってるかわかんないっすね

客観的に考えてみた。理由はざっくり3つあると思う。

 

 

1つ目。グラスゴーの居心地の良さ。

本当に良い人が多い。ボストンはたまに嫌な奴いたし、NZでも人種差別されたこと何回もあったけど、今のところグラスゴーでは一切ない。

学校でも立ち寄ったお店でも、どこ行っても良い人が多いので、プチ幸せをちょくちょく感じられる。

あとこっちの人、お礼言う時ThanksじゃなくCheersって言う人がかなり多くて、なんかそれがすごい愛らしくて好きです。

あとは何よりやっぱ景色が好き。見飽きない。

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2つ目。シンプルに歳をとった。

毛が生え過ぎて私の心臓見えないんじゃないかなって思う。分け入っても分け入っても。

何があっても動じない。 基本的に、なんでもどうにかなんだろって思って生きてる。死ぬわけじゃないし、宇宙から見たらどうでもいいし。

どんだけ悪口言われても、本気出せばこいつの骨折れるって思って受け流す鈴木拓の思想をリスペクトしているせいかもしれない。

 

 

 

3つ目。英語。

明らかに英語力が伸びたのを実感する。5年前ボストンに行った時はもっと英語で困ったことが多々あった。

今は病院とか学校とか、わからないことがあったらとりあえず電話して聞くか〜みたいなノリで、日本にいるのと同じ感覚でサラっと電話したり。

英語ですごく困るっていうことは基本的にほぼ無くなってきた。クセがすごすぎる時はちょっと困るけど。

 

多分、ひたすら英語(字幕なし)でドラマ・映画を見続けたのと、IELTSの目標スコア達成した成果だと思います。

もし漠然と「英語喋れるようになりたいな〜」と思っている人がいたら、一言いわせていただきたい。

フワッと思ってても、一生喋れるようにはならないぜ、と。

何十年と続けたらそこそこいけるかもしれんけど、人生そんな長くない。

英語やるなら、IELTSなりTOEFLなり、なんでもいいからとにかく結果が目に見える試験で目標を設定して、達成するまで勉強して、繰り返し受験することだと思います。

偉そうに言ってますが、私もペラペラには程遠いので。3年留学したっていうとすげ〜帰国子女!!!と言われますが3年じゃペラッペラにはなかなかならないです。

それぐらいネイティブスピーカーの壁は高い。

 

ただこの歳になると、ペラッペラじゃなくてももう全然気にならないっていう強みはでてきます。「日本人ですから!!!こちとら第二言語だから!!!そう考えるとすげーだろ!」みたいな気持ちでどこでもグイグイ喋ってます。

この3年であと何本心臓に毛が生えるんだろう。

 

 

 

 

 

グラスゴーは昨日が祝日で3連休でしたが、早速課題に追われて終わりました。

今日1つ目の課題の合評があったのですが、さすが外国、めっちゃラフ。

いくつかのグループに分かれて、壁に作品貼って、

自分が良いと思ったものに付箋貼ってランダムに話してくみたいな感じ。

みんなしっかり自分の意見持ってるし、聞いてて面白い。

私もいっぱい付箋いただきましたー、あざます!

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私にとっては2回目の大学生活なので、人生的に色々ともう結構キテるし後が無いんで必然的にものすごく真面目に取り組んでいるんですが、

こっちの学生はみんな本当に真面目で一生懸命で感心します。

自分が二十歳前後の時、本当不真面目だったからな〜。授業の大切さも、学べる環境のありがたさも全然わかってなかったし、イキってたし勘違いしてたし酒ばっか飲んでたしただの青二才だったからな〜。タイムスリップしたらボロカス言いたいわアイツ。

 

 

 

 

約5年ぶりの製図板だったり、合評だったり、学生時代に戻った気分とはよく言いますが、まさか本当に戻るとはな〜。とか、

あ〜こんな感じだったな〜大学って。とか懐かしく感じながら、25歳ピカピカ1年生、頑張ります。

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あ。少しイラっとした件1つ思い出しましたが、それはまた今度にします。笑

誰がクレーマーや。

おやすみなさい。

 

 

 

天災(じゃない)。

 

 

 

 

信じられないことが起きた。

 

 

 

 

 

えー本日、床が浸水しました

 

 

 

 

そんなにひどい雨が降ったのか、って?

いやめちゃめちゃ晴れてましたよ!!!!!!!!

んでここ2階やし!!!!

まっじで考えらんねー!!!!!馬鹿かよ!!!!!!!!

 

(いつもに増して口が悪いのは大目に見てやってください)

 

 

 

今日、学校で作業してたわけですよ。

そしたら寮の管理人からこんなメールが来てたんですね。

We had a flood on the 1st floor today which has slightly affected your rooms.

(今日1階で浸水があり、部屋に少し影響がでました)

 

は?!?!え、ああ、slightly = 少し ね、少しか、うん。。。。。

まあ、じゃあ、大丈夫?うん、大丈夫やろうな多分。

とりあえず帰ってから様子見るか。

 

ってなったわけですね。

その後帰宅してもう衝撃ですよ。

めちゃくちゃハッキリと言いましたよ、ついに。

「ファック」と。笑

どこが少しなんだよ!!!!!どうゆう感覚の持ち主なん?!

びっちゃびちゃやん!!!バカでかい水たまりできてるやん!!!!

窓の外の景色反射してますけど!!!!!

 

 

 

ああ、、、もうこのテンションすらも疲れてきた。。。。笑

本当に信じられんわこの国。。。(国のせいじゃないけど)

どんな設計したらこうなるんだよ。。。

そんなんだから美味いもの作れないんだよ。。。。

なんだよフィッシュ&チップスって。。。

揚げ物に揚げ物添えてんじゃねーよ。。。(←ただの悪口

 

 

幸いにも、電化製品とか高価なものは無事でした。

が。猛烈にダメージを受けたのが、本。

今年中に読む課題図書の本が、ちょうど昨日届いてたんですが、

まだ開けてなくて段ボールに入った状態で床に置いてまして、、、。

 

 

 

Paperback(ソフトカバーの本)は案の定フニャフニャだったけどそんな高くないしギリセーフだとして。

ハードカバーでしか売ってない結構高いのがあって。

Peter ZumthorのThinking Architectureっていう本。

段ボールを開けると、幸いにも、ビニールのカバーがかかった状態だった。

うおおおおおおお、セーフ!!!!!ありがとうAmazon!!!!

と思ってビニール開けたら。

今まで経験したことないことが起きた。

 

 

 

 

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お分かりいただけただろうか・・・?

 

 

何が起こったのか全くわからなかった。

部屋に訪れる数秒の静寂。

・・・・・え?嘘やろ?

タイトルが、本のタイトルが!!ビニールにくっついて剥がれとる!!!!!!!

 

そんなことある!?どうゆう仕組み!?

 

 

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背表紙めちゃくちゃ攻めてるみたいな感じになってるし!!!!!!

斬新!!斬新な装丁!!!!!

 

 

 

 

 

…この後、私の努力も虚しく、ポロポロと、文字は全て剥がれていったのでした。

なんかシュールな体験だった。

 

Thinking Architectureならぬ、Sinking Architectureです。

(うまいこと言ってる場合じゃない。)

 

 

 

 

あーあ。もうショックすぎてテンションが謎です。

学校のこと書こうと思っていたのにただの浸水ストーリーになってしまいました。

はあ、、、、。

最後に弁当載せときます。(雑

 

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寝て忘れよう。。。おやすみなさい。

 

 

 

【追記】

1階2階て、どっちだよって思われるかもしれませんが、

イギリスの階数の仕組みは特殊で

1階=Ground Floor

2階=1st Floor

3階=2nd Floor

という風に数えます。

なんだよその仕組み。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画観たり。

こんばんは。

まず最初に、声を大にして言いたいことがあります・・・。

 

 

 

 

 

 

 

私、こっちに来て以来、一滴もアルコールを飲んでおりません!!!!(だから何

 

いや〜、かれこれ2週間?本当に一滴も口にしてない。信じられない。

我慢とかじゃなく、普通に飲むってことを忘れてました。

まさかこんな日が来るとはな〜。

せっかくなので、ビールはいずれ行くであろうPUBまで取っておこうと思います。

 

 

 

 

週末は学校に備えて必要なものを揃えに画材屋へ。

大通りでバグパイプのパフォーマンスを発見するも、なんかちょっとイメージと違った。。。いかつすぎるだろ。。。笑

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模型用のクラフトナイフの替刃を買おうとしたところ、画材店のお兄さんに

何歳?と聞かれ、25です。と答えると、

' Oh my god I'm so sorry....' とあたふたしながら謝るお兄さん。

謎の展開にキョトンとしていると、こっちでは刃物とか危険なものを買うには、18歳以上である必要があるから確認したんだと。

どうやらこっちの人から見るとめっちゃ若く(というか幼く)見えるらしい。

例のスケート場でもファンキー姉さんに25歳と言うと「は?!15歳じゃなくて?!」と言われたり。15歳て。10年前やぞ。笑

 

 

 

 

買い物後、月曜から忙しくなるのを見込んで、母が持たせてくれた本を参考に

おかずの作り置きをすることに。

バナナ炎のDVDをヘラヘラ観ながら

プチ骨折中のあまり動かない右手でパプリカを切っていたところ、

いきました、左手の指、サックリと。

私レベルのプロひとり(兄が命名した)になると、こんな状況でも

あ〜、今度そっち行く?と声に出して自分自身に突っ込めるようになるんですよね〜。

 

 

ちなみにうちの冷蔵庫の中身はこんなん。

もやしも大根も普通のスーパーで買えるので、

普通に日本の家の冷蔵庫みたいです。ドアポケットにはキューピーもあるし。

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かくして両手を負傷した私は、いよいよ暇を持て余したので映画館へ。

実は行くのは2回目です。1回目はジョエル・キナマン目当てでスーサイドスクワット。

今回はブライアン・クランストン目当てでこれ↓を観に。

(誰だよって思った方は直ちに海外ドラマ ブレイキングバッドを観て下さい。人生の20分の1は損してます。)

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タイトルは The Infiltrator。意味は潜入者ですね。

コロンビアの麻薬王の組織に潜入した捜査官の実話。

いや〜面白かったっす、終始ハラハラ。ハマってたな〜クランストン。今ハリウッドで一番アツいおっさんに違いない。

日本でも年内に公開予定っぽいですが、いち早く映画観れる環境、最高です。

しかも映画は学生だと約7ポンド=千円ぐらいなので日本より断然安い。

内容も激シブにも関わらず、ほぼ満席でした。

 

驚いたのは、こっちの人の去り際の速さですね。もうエンドロール始まるか始まらないかぐらいの段階でもう立ち上がる人とかおるし。

いやいや、何をそんなに生き急いでいるんだい。余韻とかないのか。

半ば呆れながら最後までエンドロールを見届け、ふと周りを見渡すと視界に飛び込んできたのは星の数ほどの星の数。 じゃなくて星の数ほどのポップコーン。

ええええええ逆にいつそんなバラ撒いたん。私以外みんな4DXやった?とか思いながら帰りました。

時々垣間見る、文化の違い、、、?いや汚いわ普通に。ちゃんとしなさいよイギリス人。笑

 

 

 

 

 

学校は昨日から本格的にスタートし、早速大量の課題図書が出たりと気が引き締まります。

想像通りハードそうですが、先生がやたらとかっこいいので頑張れそうです。

あと隣の席のエジンバラ出身の男の子が、すごく親切で良い人なんですが今まで会った人の中でずば抜けて喋るのが早くて、彼だけはどんだけ意識集中してもまじで聞き取れん。

訛りも超強いけど本当に耳を疑うレベルの早さです。。。いつか聞き取れるようになるんだろうか。

日本人は私ひとりだけなので、おかげでどっぷり英語漬けの日々です。

生徒は地元の子が多いかと思いきや、約半分が海外から来ていてアメリカ、カナダ、ギリシャ、イタリア、フランス、スペインなどなど超インターナショナル。

私はデンマーク人の女の子と仲良くなって一緒に課題やったりと楽しく過ごしております。ブロンドの髪に青い目で、まじで輝いてる。なんか常に彼女には光が差し込んでる気がする。美しい上に良い子で本当に癒されます。

学校のことはまた今度詳しく書いていきたいと思います〜。

 

 

 

 

 

実はついさっき、アクセス数を見れるっていう機能を発見したんですが、

このブログ、どうやら想像以上にたくさんの人に読んでいただいているようで本当に恐縮です。

(誰が見たとかは全然わからないのでご安心?ください。)

ちょいちょいコイツちょっと何言ってるかわかんないっすねっていう部分あると思いますが、なるほどねって思いながらスルーしてくださいね。

ていうかみなさん、いつでもコメントくれてもいいんですよ。笑

 

 

 

明日は全学科合同で行う2週間のプロジェクトのブリーフィングがあります。しかも映画館で。やることがダイナミック。

 

内容薄いですが眠いのでドラマ1本見て寝ます。

おやすみなさい〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

波乱の幕開け。

ごきげんよう。

現在午後5時、今日のグラスゴーは珍しく青空です。

気温17度、風が冷たくて気持ち良い。

 

ケルヴィングローヴ美術館。去年の秋にも来たので訪れるのは1年ぶり。

内部ももちろんですが、外観も本当に美しいです。

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あまりにも素敵な景色だったので、コーヒー片手にしばし芝生でぼーっとしてました。

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・・・そう、この時すでに、私の腕の骨は折れている。笑

こんなに最高に素敵なシチュエーションの中、三角巾で腕を吊っている。

コーヒーを飲みながら、「あ〜あ、時間戻らんかな〜。」と、無理な願いを頭の中で反芻している。

 

 

 

事が起きたのは昨日。

学科の登録を済ませ、ちょっとした友達も何人かできて、帰ろうかな〜と思っていたところ、みんなでスケートに行くから一緒に行こうと誘われた。

まあスケートという言葉がでたらもう説明するまでもないですよね。

うん、こけました。普通に。笑

いやちょっと弁解させて欲しい。決して下手なわけじゃなかったんですよ。

普通にスイスイ滑れてたんやけど、前に人がいて避けようとした時に、ツルッと滑って咄嗟に右手をついてしまったわけです。

その瞬間思いました。「これ腕、いっちゃったかもしれないですね」と。ケブくん的に。

こうゆうことなんだよな〜、と思った。私がイケてない所以って。笑

 

これはちょっとマジのやつだと思ってしばらく椅子に座っていると、スケート場のファンキーなお姉さん(ゴリゴリのモヒカンでスケート靴がピカピカ点滅してた。光GENJIかと思った。)がやってきて、マニュアルに従って怪我の具合をチェックしてくれた。

お姉さん的には多分大丈夫だろう、と言っていたけど自分のことは自分が一番わかるので、いやこれは多分骨いってるよ、と思いながらもお礼を言った。

自分がいるとみんなが心配してくれるので、とりあえず大丈夫、と言って帰ることに。

きっとこのスケート場に来ることはもう二度とないだろうな。

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動かさなければ痛くないので、自力でなんとか帰宅。帰ってから、症状をもとにネットで調査すること小一時間。

まさにこれ私だ、と思う症状が書いてあるページを発見。最後まで読んでみると、

「転んだ時に咄嗟に身を守ろうと手が出るのはまだまだ反射神経が若い証拠。とても良いことですよ!」

、、、、、いやまだそんなババアじゃねーわ!!!!!

とひとり部屋でつっこんだ。

 

 

 

まだ時間が戻らないかな、という夢が捨てきれなかった私はとりあえず一旦寝てみることにした。親か友達に連絡しようかな、とも思ったけど連絡したらいよいよ現実っぽくなるな、と思ってやめた。笑

朝起きて、確認してみる。やっぱ痛い。(当たり前)

 

諦めて病院に行くことにしました。

ちょうど昨日登録したばかりの学校のかかりつけ医に連絡するも、一番早くて来週の金曜の予約と言われ、その上そこは総合内科なので、診てもらって専門医が必要と判断されたらようやく整形外科に行けるとのこと。

なんじゃそりゃ、全然意味ないやん。レントゲン撮らんことにはお話になりませんやん、と確信があったので自力で病院を探すことに。

イギリスにはNHSっていう国民保険みたいなものがあって、(留学生もみんなビザ登録の時に料金を払って加入する)それに登録されている病院であれば基本的に無料で診察を受けられる。

ネットで調べていると'Minor Injury Unit'という診察科がある病院を発見。

Minor=小さな Injury=怪我 Unit=集団、チーム

救急に行くほどでかい怪我ではないけど、そこそこ痛いよ〜って人が行くところですね。まさにこれだ、と思いバスで向かいました。

 

ちなみにバスのチケットはアプリ上でクレジットで購入して、乗る直前にそのチケットをアクティベートして運転手にiPhoneの画面を見せると乗れるというシステムでした。超ハイテクだすげ〜。と呑気に感動。

 

 

病院は受付の人も先生もすごく良い人で、ホッとしました。グラスゴー訛りもちょっと慣れてきた。

レントゲン検査のお姉さんにいつこっちに来たの?と聞かれ約1週間前と言うと、あら随分早く病院を体験してラッキーね、とかわいい笑顔で言われました。ありがとうお姉さん。

 

検査結果はというと、まさに昨日自分で調べてたどり着いた答えと同じだったので、先生の説明を聞きながら謎のカタルシスを勝手に感じました。

'Radial Head Fracture = 橈骨頭骨折' らしいです。肘の関節近くの骨が割れてるってことですね。

転んで手をついた衝撃が伝達して肘近くでクラッシュしてしまうことで起きるらしい。

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まあ、病名だけ聞くと仰々しいけど、特定の動きをすると痛いだけで、じっとしてれば全然大丈夫です。三角巾みたいなのをもらって、ギブスもなしで数週間で治るよ、とのことです。しばらくは生活しづらいけど、大したことなくて本当に良かった。

私は元気です。診察もちゃんと無料でした。いぇーい。

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今回の件で、日本にいた時に夢中で読んでたある本のことを思い出しました。

史上最もネガティブな作家、フランツ・カフカの名言(?)を集めたこの本。

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本当に面白いんですよこれ。

海辺のカフカの数十倍面白いと思います、そっちは読んだことないけど。笑

手元に本がないので正確ではないけど、私が好きな名言をいくつか紹介しておきます。

 

 

「目の前でグラスが割れてしまうかもしれないと不安で、水を飲むこともできなくなった。」

 

「将来に向かって歩くことはできません。将来に向かってつまづくことはできます。1番得意なことは、倒れたままでいることです。」

 

 

 

そして最後に、自分の肝に銘じたいこの一言。

「部屋の床でじっと寝ていれば、ベッドから落ちて怪我をすることもない。」

 

 

 

ということで、二度と調子に乗らず、静かに、本来の自分のテンションで暮らしていきたいと思います。

さて、Netflixに登録しよう。