たくましく。
どうも!
今日も一時小雨のグラスゴー、日に日に寒くなってきてます。
もう普通に日本の真冬に着てたダッフルコートとか着てます。そのぐらい寒い。
あ。ちなみに今日は私、荒ぶってません。笑
こっちに来る前、イングリッシュネームを持とうかと考えてたんですが、完全に忘れていたのに気づきました。
海外に住んでる中国人とか、本来の名前が外国人にとって覚えづらいものだったりすると、イングリッシュネームつけてる人多いんですよね。
まじか、その顔で?と思われるんじゃないかという妄想が付きまとうので、私としては常々ハードルが高かったイングリッシュネーム。
何にしようか悩みに悩んで、大学時代(今じゃなくて然るべき年齢の時に通っていた時)に周りから「クララ」と呼ばれてたのを思い出し、それならいけるな!と思ってたんですが・・・。完全に忘れてた。
まあ今更いいか。学科1年生約100人中たった1人の日本人なので、日本名をアイデンティティーとして大事にしたいと思います。
こっちで初めて会った人に、名前聞かれて'Rinko'って言うと、必ずみんな「すごい良い名前だね!!!」と褒めてくれるんですが、何がどう良いんだろうな。
意味はもちろんわからんやろうし、なんとなく響きがカッコよく聞こえるんですかね。
私の中でのマイケル・J・フォックスみたいな感覚かな。言いたくなる名前。めっちゃ言いたいマイケル・J・フォックス。あとラッセル・クロウね。笑
と、本当にどうでもいい話してますが
こっちに来て約3週間、学校も2週目に入りましたが、結構毎日楽しいです。
始めのうちは絶対辛いしんどい寂しい帰りたいってなるだろうなと思ってたんですが、、、、、、
自分でも驚いてます。全く寂しくない。笑
そりゃ友達とか親とか愛犬愛猫にはもちろん会いたいと思う。でも辛いとか孤独に押し潰されそう…みたいなのが一切ない。
もうこの先の人生、孤独ごときには私を押しつぶすことはできないんじゃないかとすら思いますね。潰す余地がないっていうか。(ちょっと何言ってるかわかんないっすね
客観的に考えてみた。理由はざっくり3つあると思う。
1つ目。グラスゴーの居心地の良さ。
本当に良い人が多い。ボストンはたまに嫌な奴いたし、NZでも人種差別されたこと何回もあったけど、今のところグラスゴーでは一切ない。
学校でも立ち寄ったお店でも、どこ行っても良い人が多いので、プチ幸せをちょくちょく感じられる。
あとこっちの人、お礼言う時ThanksじゃなくCheersって言う人がかなり多くて、なんかそれがすごい愛らしくて好きです。
あとは何よりやっぱ景色が好き。見飽きない。
2つ目。シンプルに歳をとった。
毛が生え過ぎて私の心臓見えないんじゃないかなって思う。分け入っても分け入っても。
何があっても動じない。 基本的に、なんでもどうにかなんだろって思って生きてる。死ぬわけじゃないし、宇宙から見たらどうでもいいし。
どんだけ悪口言われても、本気出せばこいつの骨折れるって思って受け流す鈴木拓の思想をリスペクトしているせいかもしれない。
3つ目。英語。
明らかに英語力が伸びたのを実感する。5年前ボストンに行った時はもっと英語で困ったことが多々あった。
今は病院とか学校とか、わからないことがあったらとりあえず電話して聞くか〜みたいなノリで、日本にいるのと同じ感覚でサラっと電話したり。
英語ですごく困るっていうことは基本的にほぼ無くなってきた。クセがすごすぎる時はちょっと困るけど。
多分、ひたすら英語(字幕なし)でドラマ・映画を見続けたのと、IELTSの目標スコア達成した成果だと思います。
もし漠然と「英語喋れるようになりたいな〜」と思っている人がいたら、一言いわせていただきたい。
フワッと思ってても、一生喋れるようにはならないぜ、と。
何十年と続けたらそこそこいけるかもしれんけど、人生そんな長くない。
英語やるなら、IELTSなりTOEFLなり、なんでもいいからとにかく結果が目に見える試験で目標を設定して、達成するまで勉強して、繰り返し受験することだと思います。
偉そうに言ってますが、私もペラペラには程遠いので。3年留学したっていうとすげ〜帰国子女!!!と言われますが3年じゃペラッペラにはなかなかならないです。
それぐらいネイティブスピーカーの壁は高い。
ただこの歳になると、ペラッペラじゃなくてももう全然気にならないっていう強みはでてきます。「日本人ですから!!!こちとら第二言語だから!!!そう考えるとすげーだろ!」みたいな気持ちでどこでもグイグイ喋ってます。
この3年であと何本心臓に毛が生えるんだろう。
グラスゴーは昨日が祝日で3連休でしたが、早速課題に追われて終わりました。
今日1つ目の課題の合評があったのですが、さすが外国、めっちゃラフ。
いくつかのグループに分かれて、壁に作品貼って、
自分が良いと思ったものに付箋貼ってランダムに話してくみたいな感じ。
みんなしっかり自分の意見持ってるし、聞いてて面白い。
私もいっぱい付箋いただきましたー、あざます!
私にとっては2回目の大学生活なので、人生的に色々ともう結構キテるし後が無いんで必然的にものすごく真面目に取り組んでいるんですが、
こっちの学生はみんな本当に真面目で一生懸命で感心します。
自分が二十歳前後の時、本当不真面目だったからな〜。授業の大切さも、学べる環境のありがたさも全然わかってなかったし、イキってたし勘違いしてたし酒ばっか飲んでたしただの青二才だったからな〜。タイムスリップしたらボロカス言いたいわアイツ。
約5年ぶりの製図板だったり、合評だったり、学生時代に戻った気分とはよく言いますが、まさか本当に戻るとはな〜。とか、
あ〜こんな感じだったな〜大学って。とか懐かしく感じながら、25歳ピカピカ1年生、頑張ります。
あ。少しイラっとした件1つ思い出しましたが、それはまた今度にします。笑
誰がクレーマーや。
おやすみなさい。
天災(じゃない)。
信じられないことが起きた。
えー本日、床が浸水しました。
そんなにひどい雨が降ったのか、って?
いやめちゃめちゃ晴れてましたよ!!!!!!!!
んでここ2階やし!!!!
まっじで考えらんねー!!!!!馬鹿かよ!!!!!!!!
(いつもに増して口が悪いのは大目に見てやってください)
今日、学校で作業してたわけですよ。
そしたら寮の管理人からこんなメールが来てたんですね。
We had a flood on the 1st floor today which has slightly affected your rooms.
(今日1階で浸水があり、部屋に少し影響がでました)
は?!?!え、ああ、slightly = 少し ね、少しか、うん。。。。。
まあ、じゃあ、大丈夫?うん、大丈夫やろうな多分。
とりあえず帰ってから様子見るか。
ってなったわけですね。
その後帰宅してもう衝撃ですよ。
めちゃくちゃハッキリと言いましたよ、ついに。
「ファック」と。笑
どこが少しなんだよ!!!!!どうゆう感覚の持ち主なん?!
びっちゃびちゃやん!!!バカでかい水たまりできてるやん!!!!
窓の外の景色反射してますけど!!!!!
ああ、、、もうこのテンションすらも疲れてきた。。。。笑
本当に信じられんわこの国。。。(国のせいじゃないけど)
どんな設計したらこうなるんだよ。。。
そんなんだから美味いもの作れないんだよ。。。。
なんだよフィッシュ&チップスって。。。
揚げ物に揚げ物添えてんじゃねーよ。。。(←ただの悪口
幸いにも、電化製品とか高価なものは無事でした。
が。猛烈にダメージを受けたのが、本。
今年中に読む課題図書の本が、ちょうど昨日届いてたんですが、
まだ開けてなくて段ボールに入った状態で床に置いてまして、、、。
Paperback(ソフトカバーの本)は案の定フニャフニャだったけどそんな高くないしギリセーフだとして。
ハードカバーでしか売ってない結構高いのがあって。
Peter ZumthorのThinking Architectureっていう本。
段ボールを開けると、幸いにも、ビニールのカバーがかかった状態だった。
うおおおおおおお、セーフ!!!!!ありがとうAmazon!!!!
と思ってビニール開けたら。
今まで経験したことないことが起きた。
お分かりいただけただろうか・・・?
何が起こったのか全くわからなかった。
部屋に訪れる数秒の静寂。
・・・・・え?嘘やろ?
タイトルが、本のタイトルが!!ビニールにくっついて剥がれとる!!!!!!!
そんなことある!?どうゆう仕組み!?
背表紙めちゃくちゃ攻めてるみたいな感じになってるし!!!!!!
斬新!!斬新な装丁!!!!!
…この後、私の努力も虚しく、ポロポロと、文字は全て剥がれていったのでした。
なんかシュールな体験だった。
Thinking Architectureならぬ、Sinking Architectureです。
(うまいこと言ってる場合じゃない。)
あーあ。もうショックすぎてテンションが謎です。
学校のこと書こうと思っていたのにただの浸水ストーリーになってしまいました。
はあ、、、、。
最後に弁当載せときます。(雑
寝て忘れよう。。。おやすみなさい。
【追記】
1階2階て、どっちだよって思われるかもしれませんが、
イギリスの階数の仕組みは特殊で
1階=Ground Floor
2階=1st Floor
3階=2nd Floor
という風に数えます。
なんだよその仕組み。
映画観たり。
こんばんは。
まず最初に、声を大にして言いたいことがあります・・・。
私、こっちに来て以来、一滴もアルコールを飲んでおりません!!!!(だから何
いや〜、かれこれ2週間?本当に一滴も口にしてない。信じられない。
我慢とかじゃなく、普通に飲むってことを忘れてました。
まさかこんな日が来るとはな〜。
せっかくなので、ビールはいずれ行くであろうPUBまで取っておこうと思います。
週末は学校に備えて必要なものを揃えに画材屋へ。
大通りでバグパイプのパフォーマンスを発見するも、なんかちょっとイメージと違った。。。いかつすぎるだろ。。。笑
模型用のクラフトナイフの替刃を買おうとしたところ、画材店のお兄さんに
何歳?と聞かれ、25です。と答えると、
' Oh my god I'm so sorry....' とあたふたしながら謝るお兄さん。
謎の展開にキョトンとしていると、こっちでは刃物とか危険なものを買うには、18歳以上である必要があるから確認したんだと。
どうやらこっちの人から見るとめっちゃ若く(というか幼く)見えるらしい。
例のスケート場でもファンキー姉さんに25歳と言うと「は?!15歳じゃなくて?!」と言われたり。15歳て。10年前やぞ。笑
買い物後、月曜から忙しくなるのを見込んで、母が持たせてくれた本を参考に
おかずの作り置きをすることに。
バナナ炎のDVDをヘラヘラ観ながら
プチ骨折中のあまり動かない右手でパプリカを切っていたところ、
いきました、左手の指、サックリと。
私レベルのプロひとり(兄が命名した)になると、こんな状況でも
あ〜、今度そっち行く?と声に出して自分自身に突っ込めるようになるんですよね〜。
ちなみにうちの冷蔵庫の中身はこんなん。
もやしも大根も普通のスーパーで買えるので、
普通に日本の家の冷蔵庫みたいです。ドアポケットにはキューピーもあるし。
かくして両手を負傷した私は、いよいよ暇を持て余したので映画館へ。
実は行くのは2回目です。1回目はジョエル・キナマン目当てでスーサイドスクワット。
今回はブライアン・クランストン目当てでこれ↓を観に。
(誰だよって思った方は直ちに海外ドラマ ブレイキングバッドを観て下さい。人生の20分の1は損してます。)
タイトルは The Infiltrator。意味は潜入者ですね。
コロンビアの麻薬王の組織に潜入した捜査官の実話。
いや〜面白かったっす、終始ハラハラ。ハマってたな〜クランストン。今ハリウッドで一番アツいおっさんに違いない。
日本でも年内に公開予定っぽいですが、いち早く映画観れる環境、最高です。
しかも映画は学生だと約7ポンド=千円ぐらいなので日本より断然安い。
内容も激シブにも関わらず、ほぼ満席でした。
驚いたのは、こっちの人の去り際の速さですね。もうエンドロール始まるか始まらないかぐらいの段階でもう立ち上がる人とかおるし。
いやいや、何をそんなに生き急いでいるんだい。余韻とかないのか。
半ば呆れながら最後までエンドロールを見届け、ふと周りを見渡すと視界に飛び込んできたのは星の数ほどの星の数。 じゃなくて星の数ほどのポップコーン。
ええええええ逆にいつそんなバラ撒いたん。私以外みんな4DXやった?とか思いながら帰りました。
時々垣間見る、文化の違い、、、?いや汚いわ普通に。ちゃんとしなさいよイギリス人。笑
学校は昨日から本格的にスタートし、早速大量の課題図書が出たりと気が引き締まります。
想像通りハードそうですが、先生がやたらとかっこいいので頑張れそうです。
あと隣の席のエジンバラ出身の男の子が、すごく親切で良い人なんですが今まで会った人の中でずば抜けて喋るのが早くて、彼だけはどんだけ意識集中してもまじで聞き取れん。
訛りも超強いけど本当に耳を疑うレベルの早さです。。。いつか聞き取れるようになるんだろうか。
日本人は私ひとりだけなので、おかげでどっぷり英語漬けの日々です。
生徒は地元の子が多いかと思いきや、約半分が海外から来ていてアメリカ、カナダ、ギリシャ、イタリア、フランス、スペインなどなど超インターナショナル。
私はデンマーク人の女の子と仲良くなって一緒に課題やったりと楽しく過ごしております。ブロンドの髪に青い目で、まじで輝いてる。なんか常に彼女には光が差し込んでる気がする。美しい上に良い子で本当に癒されます。
学校のことはまた今度詳しく書いていきたいと思います〜。
実はついさっき、アクセス数を見れるっていう機能を発見したんですが、
このブログ、どうやら想像以上にたくさんの人に読んでいただいているようで本当に恐縮です。
(誰が見たとかは全然わからないのでご安心?ください。)
ちょいちょいコイツちょっと何言ってるかわかんないっすねっていう部分あると思いますが、なるほどねって思いながらスルーしてくださいね。
ていうかみなさん、いつでもコメントくれてもいいんですよ。笑
明日は全学科合同で行う2週間のプロジェクトのブリーフィングがあります。しかも映画館で。やることがダイナミック。
内容薄いですが眠いのでドラマ1本見て寝ます。
おやすみなさい〜。
波乱の幕開け。
ごきげんよう。
現在午後5時、今日のグラスゴーは珍しく青空です。
気温17度、風が冷たくて気持ち良い。
ケルヴィングローヴ美術館。去年の秋にも来たので訪れるのは1年ぶり。
内部ももちろんですが、外観も本当に美しいです。
あまりにも素敵な景色だったので、コーヒー片手にしばし芝生でぼーっとしてました。
・・・そう、この時すでに、私の腕の骨は折れている。笑
こんなに最高に素敵なシチュエーションの中、三角巾で腕を吊っている。
コーヒーを飲みながら、「あ〜あ、時間戻らんかな〜。」と、無理な願いを頭の中で反芻している。
事が起きたのは昨日。
学科の登録を済ませ、ちょっとした友達も何人かできて、帰ろうかな〜と思っていたところ、みんなでスケートに行くから一緒に行こうと誘われた。
まあスケートという言葉がでたらもう説明するまでもないですよね。
うん、こけました。普通に。笑
いやちょっと弁解させて欲しい。決して下手なわけじゃなかったんですよ。
普通にスイスイ滑れてたんやけど、前に人がいて避けようとした時に、ツルッと滑って咄嗟に右手をついてしまったわけです。
その瞬間思いました。「これ腕、いっちゃったかもしれないですね」と。ケブくん的に。
こうゆうことなんだよな〜、と思った。私がイケてない所以って。笑
これはちょっとマジのやつだと思ってしばらく椅子に座っていると、スケート場のファンキーなお姉さん(ゴリゴリのモヒカンでスケート靴がピカピカ点滅してた。光GENJIかと思った。)がやってきて、マニュアルに従って怪我の具合をチェックしてくれた。
お姉さん的には多分大丈夫だろう、と言っていたけど自分のことは自分が一番わかるので、いやこれは多分骨いってるよ、と思いながらもお礼を言った。
自分がいるとみんなが心配してくれるので、とりあえず大丈夫、と言って帰ることに。
きっとこのスケート場に来ることはもう二度とないだろうな。
動かさなければ痛くないので、自力でなんとか帰宅。帰ってから、症状をもとにネットで調査すること小一時間。
まさにこれ私だ、と思う症状が書いてあるページを発見。最後まで読んでみると、
「転んだ時に咄嗟に身を守ろうと手が出るのはまだまだ反射神経が若い証拠。とても良いことですよ!」
、、、、、いやまだそんなババアじゃねーわ!!!!!
とひとり部屋でつっこんだ。
まだ時間が戻らないかな、という夢が捨てきれなかった私はとりあえず一旦寝てみることにした。親か友達に連絡しようかな、とも思ったけど連絡したらいよいよ現実っぽくなるな、と思ってやめた。笑
朝起きて、確認してみる。やっぱ痛い。(当たり前)
諦めて病院に行くことにしました。
ちょうど昨日登録したばかりの学校のかかりつけ医に連絡するも、一番早くて来週の金曜の予約と言われ、その上そこは総合内科なので、診てもらって専門医が必要と判断されたらようやく整形外科に行けるとのこと。
なんじゃそりゃ、全然意味ないやん。レントゲン撮らんことにはお話になりませんやん、と確信があったので自力で病院を探すことに。
イギリスにはNHSっていう国民保険みたいなものがあって、(留学生もみんなビザ登録の時に料金を払って加入する)それに登録されている病院であれば基本的に無料で診察を受けられる。
ネットで調べていると'Minor Injury Unit'という診察科がある病院を発見。
Minor=小さな Injury=怪我 Unit=集団、チーム
救急に行くほどでかい怪我ではないけど、そこそこ痛いよ〜って人が行くところですね。まさにこれだ、と思いバスで向かいました。
ちなみにバスのチケットはアプリ上でクレジットで購入して、乗る直前にそのチケットをアクティベートして運転手にiPhoneの画面を見せると乗れるというシステムでした。超ハイテクだすげ〜。と呑気に感動。
病院は受付の人も先生もすごく良い人で、ホッとしました。グラスゴー訛りもちょっと慣れてきた。
レントゲン検査のお姉さんにいつこっちに来たの?と聞かれ約1週間前と言うと、あら随分早く病院を体験してラッキーね、とかわいい笑顔で言われました。ありがとうお姉さん。
検査結果はというと、まさに昨日自分で調べてたどり着いた答えと同じだったので、先生の説明を聞きながら謎のカタルシスを勝手に感じました。
'Radial Head Fracture = 橈骨頭骨折' らしいです。肘の関節近くの骨が割れてるってことですね。
転んで手をついた衝撃が伝達して肘近くでクラッシュしてしまうことで起きるらしい。
まあ、病名だけ聞くと仰々しいけど、特定の動きをすると痛いだけで、じっとしてれば全然大丈夫です。三角巾みたいなのをもらって、ギブスもなしで数週間で治るよ、とのことです。しばらくは生活しづらいけど、大したことなくて本当に良かった。
私は元気です。診察もちゃんと無料でした。いぇーい。
今回の件で、日本にいた時に夢中で読んでたある本のことを思い出しました。
史上最もネガティブな作家、フランツ・カフカの名言(?)を集めたこの本。
本当に面白いんですよこれ。
海辺のカフカの数十倍面白いと思います、そっちは読んだことないけど。笑
手元に本がないので正確ではないけど、私が好きな名言をいくつか紹介しておきます。
「目の前でグラスが割れてしまうかもしれないと不安で、水を飲むこともできなくなった。」
「将来に向かって歩くことはできません。将来に向かってつまづくことはできます。1番得意なことは、倒れたままでいることです。」
そして最後に、自分の肝に銘じたいこの一言。
「部屋の床でじっと寝ていれば、ベッドから落ちて怪我をすることもない。」
ということで、二度と調子に乗らず、静かに、本来の自分のテンションで暮らしていきたいと思います。
さて、Netflixに登録しよう。
新しい生活。
今日もグラスゴーは安定の曇り空。毎日レインコートが手放せません。
グラスゴー現代美術館の側の道。本当に雨が似合う景色。
買い物の途中で通りがかった路地裏。石畳が雨に濡れるとすごく綺麗だということに気づきました。見とれます。
留学と言いながらまだなにも勉強していませんが、今週は学校のInduction Weekといって、日本でいうオリエンテーション週間?みたいなやつです。とりあえずみんなようこそよろしく!っていう期間ですね。
今日は留学生のWelcome Partyがあるので、一応初登校です。ドキドキも緊張も特にしていないのはきっと踏みすぎた場数のせいだと思いますが楽しみです。
アジア人全然いないと思ってたけど、ここ2日ぐらいで急激に増えた気がします。ほぼ中国人っぽいけど、多分みんな新入生なんだろうな〜。
この数日間は、生活を落ち着けるのに必要なものをせっせと揃えておりました。
私の住処は民間の学生寮。寮というとルームシェアをイメージされがちですが、個室です。比類なき個室です。快適です。
もちろん、シェアの方が安いのでシェア優先で考えてはいたけども、全部埋まってたので個室になったという経緯なんですが、やっぱ個室最高ですね!!!
この歳になると、ひとりになれないとやっぱしんどいです。逆西野カナ状態。
部屋にはベッド、キッチン、デスク、ユニットバスがあります。
こっちでベッドシーツのセットを買うと、必ずといっていいほど枕カバーが2つ付いてくるので、一応それっぽく並べてみたはいいものの、、、
結局どっちかの枕だけで寝てるか、気づいたら割れ目で寝てるか。これの正解なんなん。笑
キッチンはやたらスタイリッシュです。2口IH付き。電子レンジと冷蔵庫は元々付いてるのでありがたい。写真だと綺麗ですが入居時は前の住人の気配がそこかしこに残っていたので、潔癖発動して必死に掃除をしました。退去後すら爆発する個性恐るべし。
最強のメシマズ大国(こら)と呼ばれるこの地で生き延びていく為に、自炊生活をすることにしました。
グラスゴーには日本食材専門店というものがないので、ロンドンにある'Japan Centre'という日本食材店からオンライン発注することに。
約8ポンド=千円ちょいで翌日発送してくれるので、送料を考えると日本で買って送ってもらうより安い。
やっぱりロンドンには日本人いっぱいおるんやろうな〜と実感。
届いたのがこちら。どーーーん!
完璧!!!!!最初に調味料さえ揃えればあとはどうにでもなる!!!
醤油や豆腐は近くのスーパーにもあるのでそっちで買いました。
本当に便利な世の中になったもんだ〜。
ちなみに写真右に写ってる鍋みたいなのは'Rice cooker'。私はこいつを断固として「炊飯器」と呼ぶ気はない。なぜなら格が違うからだ!!!
炊飯器ってこっちじゃ超高級品らしく、象印とか日本製の炊飯器は平気で3万とかする。しかも全然フツーの、日本なら1万円以下で買えるレベルのやつ。
さすがにそんなに払えないので、それなりに評判のいいこちらを購入。
しかしコイツ、ついているのはスイッチひとつのみ。ACで主電源を入れ、スイッチを下げるとCOOK=炊飯、炊飯が終わると自動でスイッチが上がりWARM=保温モードに。
それは別にいいんやけど、コイツなぜか調理時間が20分ぐらいしかない。え?早くないか?そんなすぐ炊けるんかすげーな!!と思わせといて、炊き上がるご飯はバッチリ固い!いや普通に低機能やないかーい!
しばらくはコイツと調子を合わせるのに奮闘しそうです。
そういえば寮には、こんなCommon Room=共有の談話室みたいなものがあったり、プロジェクター付きのシアタールーム、本格的なジムまであります。
まだ一回も使ったことないけど、、、運動不足解消にいつかジム使おうかな〜とうっすら、本当にうっすら思ってます。
そんなこんなで、今の所何一つ不自由せず快適に元気に暮らしております!携帯ももうイギリスのものに切り替えてますが、LINEも普通につながるし両親とFacetimeで話したりとおかげさまで全く寂しさを感じておりません。「これ以上強くなったらどうするん〜」という母の心配をよそに娘はすくすく強くなっております。
来週からが本格的なスタート。今週はリラックスして来週に備えます。ということでヒムケン先生観ながらラーメン食べよ〜。笑
滞在4日目。
こんばんは〜。こちらは現在、夜11時。
時差ボケで10時には力尽きて朝5時に目が覚めてしまうので、
矯正しようと必死で起きています。
故にダラダラ書きます。
グラスゴー到着から4日。
今のところ、4日中2.5日が雨。まあそんなもんですね。
でも、雨のグラスゴー、本当に綺麗なんですよ。
ほらほら。
ほらほら。ゴイスーじゃないですか?
なんだろう、この無骨さと華麗さが混ざった独特な魅力が、グラスゴーにはあると思うんですよ。
パリに初めて行った時も美しさに本当に感動したけど、やっぱあっちは王道の美。
グラスゴーはかつて工業都市だった場所が開発されて、今ではスコットランド1の大都市になったそうです。
その名残あってか、パリにはない無骨さが私は好きです。
ちなみによくエディンバラが京都、グラスゴーが大阪、と例えられるみたいです。(もちろんロンドンが東京。)
まあグラスゴーが大阪クラスの都市だとは全く思いませんが。(小声)
雨の多いグラスゴー、9月の気温は大体17度前後ぐらい。
昼間の日向は暖かいけど、夕方からもう結構寒い。
が。まじで謎なのが、こっちの人の服装。
キャミソールもいれば、もうダウン着てる人もいる。
謎。本当に謎である。
外国人は平均体温が高いから暑がり、とか聞くけど、
いやもうダウン着るんかい。早くね?真冬どうするん?という疑問。
多分その辺歩いてる人たち集めれば、春夏秋冬スタイルのコンプリートできると思う。
とにかく自由。季節感ガン無視。
夏を先取り♪とか今日は〜がキブン♪とか書いてる雑誌渡したら一瞬で捨てそう。(勝手な妄想
これは市内セントラルにあるGeorge Square。
いや〜天気悪いですね。清々しいほどのグレー。
グラスゴーっていうと何処だよそれって言われますが、
サッカーでいうとCeltic セルティックの本拠地です。中村俊輔がかつていたところ。
(本当はイギリス英語ではサッカーじゃなくてフットボール。プライドが高い英国人様に「サッカー」というと「フットボールだよ」、ときっと紳士に訂正されます。)
街中を歩いていて思うのは、本当にアジア人が少ない。
中でも、日本人は少ないどころか、いるのか?というレベル。
超移民の多いニュージーランドに3年住んだおかげで、
アジア圏のどこの国出身かを見分ける特殊能力を身につけた私ですが、
日本人かもな〜と思う人を見かけたのは1人だけ。
そりゃ、日本食材店もないよな〜。
と、グラスゴーのちょっとした紹介的なことを書いてきましたが、
一応、こんなものも食べました。
はいでた。イギリスを代表する食べ物フィッシュアンドチップス!
うん、まずい!無味!色味がない!出直せ!
一応、地元の人気店っぽい所ではあったし、満席だったし、たまたま選んだ店が残念だったわけではなさそう。
つまりどういうことかというと、フィッシュアンドチップスとは「残念な食べ物」ということだ。(おい
まずそのまま食べると、なんかこう、雑な油の味がするんですよね。
それがいいんよーーって話かなと思ってビネガーとケチャップを試すも、ビネガーとケチャップ自体がまずい。えーーーですよ。なんでよ。大体のものはソースかけりゃいけると思ってた私が甘かった。
まとめると、雑な油味の揚げ物に、まずいビネガーとケチャップをかけて頑張って食べました、というお話。
(イギリスの方ディスりすぎで本当にごめんなさい。正直なんで。笑)
そんなこんなで、食べ物との戦いが幕開けしました。
これは絶対に、太らない予感。笑
グラスゴー到着。
こんにちは〜。
約20時間の長旅を終え、昨夜無事にグラスゴーに到着しました。
こちらは現在午後3時。灰色の空に、シトシト降る雨。セーターとレインコートでも肌寒い。いかにもスコットランドな天候です。
グラスゴーまでの道のりはこんな感じでした。
福岡空港→成田空港→ロンドンヒースロー空港→グラスゴー空港。
成田からロンドンまでは、約12時間半。
映画のラインナップが最高によかった。ズートピア超楽しかった。みんな絶対に観た方がいいよ!(誰)ディズニー最高!ってなります。
ジェイク・ギレンホール主演の'Demolission'という映画(日本では2017年公開)がものすごく面白かったのですが、
ラスト10分、というところで隣の席のおじさんが
『イギリスへは1人で行くの?勉強?』とほっこりトークを始め、
今か〜!!!そうゆうの、今始めるか〜!!!ワインぐいぐい行くな〜とは思ったけど!!タイミング!!!と思いつつも、少しお喋り。とてつもなく絶妙な表情をしていたと思います。
後でこっそり巻き戻して観直しました。(タイミング悪いけど良いおじさんでした。)
ロンドンヒースロー空港での乗り換えは、余裕があるかと思いきや、どう見てもやる気ゼロ%の入国審査官のおかげで超ギリギリ。
スーパー遅い。ウルトラやる気ない。その上めちゃくちゃ並んでるのに霧のようにふわっと裏へ消える審査官。お茶かな。ティータイムかな。
時間やばいかもなーと思い、近くにいた係員のおじさんに『あと30分でゲート閉まるんですけど、先に行かせてもらえませんか』と聞くと、"Oh, it's okay!!" と満面の笑み。
なのに一向に入れてくれない。いやいや。なんだったんださっきの輝くような笑顔は。キットマニアウヨ!のオッケーだったのかおじさん。紛らわしいわ。笑
結局もう一回頼んで通してもらい、ギリギリ間に合ったー!と思ったら飛行機遅れてました。
いや言えや!!!と心の中で全力で叫んだ。
でも残念ながらこうゆう緩さに遭遇することが1番、ああ、外国に来たな〜と実感するのです。
空港からホテルまではタクシーで移動。
運転手さんがすごく良いおじさんで、車内でお喋りするも、
想像以上にクセの強いスコットランド訛りに驚愕。
リスニングにはまあまあ自信があったけど、どんだけ意識集中してもちょいちょい何言ってるかわからん。
まあそんな時の'I see.'(なるほど)。 日本語でも英語でもちょっと何言ってるかわかんないっすね状態の時はなるほどに限る。笑
おじさん曰く、グラスゴーは勉強するのにはすごく良いところらしい。
そしてホテルの部屋に入るや否や、白い壁にパッと映える死んだ虫。笑 外国のホテルって、生死問わずなんかどっかしらに虫がいる。まあまあ目立つけどなあ、白い壁に黒い虫。
高級なホテルじゃない限りは、ひと部屋ひと虫の鉄則。
海外にいると、本当にツッコミどころがそこら中にあるのである意味退屈しません。
私が口うるさいのもあるけど。
まあダメなところも、心の中でがんがんツッコミを入れながら面白おかしく過ごしていきたいと思います。
今日の朝ごはんはTHEイギリスな感じ。幸いにも私はこのBaked beans=煮豆が割と好きなので美味しくいただきました。
でも明日の朝は、もういらんかなあ〜。と思うのでした。笑